国内最高齢のピューマが亡くなる、天王寺動物園で2年過ごす

2023.6.7 21:00

「天王寺動物園」で約2年間過ごしたメスのピューマ(愛称:マリー)(2022年7月撮影、提供:天王寺動物園)

(写真2枚)

6月7日に「天王寺動物園」(大阪市天王寺区)のピューマ(愛称:マリー)が亡くなったと、同園が発表。国内最高齢の16歳であった。

カナダ南部から南アメリカの森林に生息する、ネコ科の動物「ピューマ」。視覚が発達しており、聴覚もきわめて鋭い。 国内での飼育数は8園館14頭(オス6・メス8/2022年12月31日時点)、 体長(頭胴長)は約1〜1.8m、体重は約30〜100kgとなる。

マリーは、2007年5月に「日本平動物園」(静岡県)で生まれ、「とべ動物園」(愛媛県)へ繁殖のために移動したのち、2021年9月6日より同園に移動。2022年12月より体調不良が見られ始め、同園は血液検査や投薬、補液等の治療をおこなってきた。

その後も体調や食欲にムラがあり、室内で過ごすなどしてきたが6月7日、開園前の朝9時10分に死亡を確認したという。これにより、同園で飼育しているピューマはいなくなった。

突然の訃報に、SNSには「闘病生活お疲れ様でした、ご冥福をお祈りします」「マリーさん、お疲れ様でした。飼育員の方々も最後までありがとうございました」「とっても綺麗で小顔でスタイル抜群で凛としてて気高い、最後に会えた日もしんどそうやったけど綺麗やった。天王寺に来てくれてありがとう」と、追悼する声が相次いでいる。

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