世界遺産・二条城、通常非公開の「香雲亭」で味わう特別朝食

2023.6.13 07:30

二条城でいただける「特別朝御膳」

(写真4枚)

世界遺産「元離宮二条城」(京都市中京区)内にある茶室「香雲亭」。通常は非公開にされているこの場所で7月15日より、期間限定の「特別朝御膳」がスタート。庭園を眺めながら、ゆば粥を中心に煮物やなますなどの小鉢が楽しめる。

江戸時代の豪商・角倉了以(すみのくら・りょうい)の屋敷から移築した茶室「香雲亭」。通常は庭園の「清流園」しか入ることができないが、より多くの人に二条城の歴史に触れて欲しいとの思いから、夏には「特別朝御膳」、早春には「特別昼食」が味わえる催しを2017年から企画している。

朝食「京のゆば粥御膳」は、自家製の生ゆばなどを提供する「京料理いそべ」(京都市東山区)によるもの。メインメニューは、時期に応じて変わる工夫を加えており、7月15〜31日は「鱧おとし」、8月1〜15日は「賀茂茄子田楽」、9月1〜15日は「萩豆腐と鱧の吸い物」、9月16〜30日は「丹波栗と湯葉の茶碗蒸し」を予定している。

期間は7月15日〜9月30日、時間は朝9時15分〜朝10時15分。1日40人限定で、料金は3700円(別途、入城料が必要)。申し込み方法は「京料理いそべ」まで電話を(7月1日より受付開始)。

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