「懐かしい…」昭和生まれのオルファ文具、令和にリニューアル

6月12日発売の「タッチナイフR」。元祖よりもカラーリングが現代風だ
カッターナイフで有名な大阪のメーカー「オルファ」(本社:大阪市東成区)が、6月12日にミニカッター「タッチナイフR」を発売した。新商品のはずだが、発売を告知するツイートにはなぜか「懐かしい」の声が寄せられている。
それもそのはず、同商品は1979年から2000年まで発売されていた「タッチナイフ」のリニューアル商品なのだ。発売前に投稿されていた「初期(1979年発売)のタッチナイフが懐かしい人、手あげて~」というツイートにも、「令和でも絶賛活躍中」「現役です」などの声が続々上がっていた。
「昭和の文房具」というイメージが強い同商品だが、なぜ令和の今、リニューアルしたのか。同社の畑中さんに話を訊いてみた。
■ 通販需要で生まれ変わった「タッチナイフ」
ミニサイズでマグネットがついており、冷蔵庫などに貼り付けられるのが便利な同商品。その元祖ともいえるタッチナイフは2000年に廃盤となったが、弟分の商品として1987年より「マグネタッチ」、後継として2000年より「タッチナイフベンリー」がそれぞれ発売されている。
畑中さんによると、今回のリニューアルには「通販」需要が高まった影響で、近年「開梱用カッター」が人気なことが背景にあるとか。さらに、トレンドが「小ぶりでかわいいデザイン」であることから、過去に発売されていたタッチナイフの名前が上がったんだとか。

そこで文房具業界の流行カラーであるくすみカラーと、別商品で好評だったタッチナイフにマグネットが付いた形状を組み合わせ、「タッチナイフR」が誕生。
ちなみに、あくまでリニューアル商品とのことで、元祖タッチナイフが復活したものではないそう。そのため、商品名の「R」にも、「リニューアル(renewal)」と部屋に馴染みやすいカラー展開を意味する「部屋(room)」という意味を込めているという。
「カラー展開を現代のトレンドに合わせマグネット付きになったことで、お家でさらに使いやすくなりました」と畑中さん。令和の現代に新しく生まれ変わった『タッチナイフR』、使ってみると世代を超えて話が盛り上がるかもしれない。
取材・文/つちだ四郎
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪・関西万博の注目ニュースまとめ【2025年最新版】
2025.4.14 13:00 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2025年版
2025.4.10 11:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
2025.4.10 11:00 -
ホテルで贅沢に…大阪アフタヌーンティー2025年完全版
2025.4.10 11:00 -
大阪土産に悩んだら…これだ!駅近で買える人気5選[PR]
2025.4.9 07:00 -
淡路島の観光&おでかけ&グルメスポット、2025年最新版
2025.4.2 19:30 -
春は桜も!ガイドブックにもない、淡路島秘境ツアー[PR]
2025.4.2 07:00 -
テンプル大学、学生たちの京都生活。【PR】
2025.4.1 11:00 -
大阪から行く高知のおでかけ・グルメ2025最新版
2025.3.31 16:45 -
坂本龍馬の生家跡・ホテル南水、ラグジュアリーに改装[PR]
2025.3.30 07:00 -
万博迫る!大阪2カ所でオランダパビリオンお披露目[PR]
2025.3.29 18:30 -
ワインのような日本酒? 高知県に期待の新蔵が誕生[PR]
2025.3.29 07:00 -
大阪でなぜ?KITTE高知ショップ、意外な売れ筋[PR]
2025.3.28 07:00 -
2025年は開業ラッシュ!大阪・梅田の新商業施設まとめ
2025.3.27 12:00 -
梅田、新施設ラッシュ! うめきたダンジョン攻略法[PR]
2025.3.26 07:00 -
華やかスイーツ!京都のいちごビュッフェまとめ・2025年版
2025.3.24 10:00 -
梅田で体験…贅沢食材食べ放題×いちごヌン茶が合体[PR]
2025.3.17 17:00 -
華やかスイーツ!神戸のいちごビュッフェまとめ・2025年版
2025.3.7 14:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2025年上半期の運勢は?
2024.12.29 20:00 -
京都や滋賀も舞台に…『光る君へ』年末年始に振りかえろう
2024.12.27 13:30 -
【大阪】梅田で忘年会&飲み会!大人数OKなおすすめ店12選
2024.12.10 11:00