淡路島から京都へ、「ハモ」の出立式&奉納で初めて参加募集

2023.6.15 06:30

京都・八坂神社前を練り歩く「はも道中」の様子

(写真3枚)

ハモの産地で知られる淡路島から京都の宮中にハモを献上していたことにちなみ、2009年からおこなわれている奉納イベント『はも道中』。その「出立式・練り歩き」(淡路島)と「はも道中」(京都)で、初めて一般参加者が募集される。

関西の夏の風物詩として知られ、京都『祇園祭』(別名:鱧祭り)には欠かせないハモ。淡路島近海で獲れるハモは、骨も皮も柔らかく、さっぱりとした旨みが特徴。美しい見た目から「別嬪(べっぴん)」、さらに「別品」の味と讃えられることから「べっぴんハモ」と称されている。

淡路島でおこなわれる「出立式・練り歩き」(6月30日・洲本八幡神社)では、道中の安全を祈願する神事と出立(練り歩き)、鱧すき振る舞い(100食)が予定されており、また、京都の「はも道中」(7月3日・八坂神社)では、木桶に入れたハモや人形浄瑠璃の人形とともに四条通りを練り歩いた後、「八坂神社」に奉納される。

淡路島でおこなわれる「出立式・練り歩き」の様子

この淡路島と京都で実施される『第15回 はも道中』に、初めて一般参加者が募集されることに。現地までの交通費は自己負担だが、参加費は無料。当日の昼食も用意され、さらに「天然鱧すきセット(3〜4人前)」が特典として付いてくるという(複数応募の場合は代表者のみ)。

募集人数は淡路島・京都でそれぞれ4人程度(1〜3人まで一度に応募可)で、対象は18歳以上。締め切りは6月23日で、応募者多数の場合は抽選となる。詳細は淡路島観光協会の公式サイトにて。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本