歌のおねえさん卒業から15年、はいだしょうこ「今では愛称」

2023.7.22 20:00

ミュージカル『スクールオブロック』に出演するはいだしょうこ

(写真5枚)

● 「当時は自分なりの『おねえさん像』を作っていた」

──うたのおねえさんのお話もありましたが、23歳から5年間、務められて。はいださんといえば今でも「うたのおねえさん」という印象が強いですね。

年齢的にはおねえさんではないのですが(笑)、今では「しょうこおねえさん」がニックネームのようになっていて。これから先、歳を重ねても「しょうこおねえさんだ!」って言われることもあると思いますし、今でもそう呼ばれることはすごくうれしいですね。

──「しょうこおねえさん」というある種のキャラクターが、これまでの芸能生活の支柱になったということはありますか?

『おかあさんといっしょ』に出演してすぐの頃、「私はおねえさんなのよ」みたいな感じで自分なりのおねえさん像を作っていたら、子どもたちがついてこなかったんです。「おねえさんらしくしなきゃ」とか、「おねえさんとして子どもたちに接しなきゃ」って自分を繕うと子どもたちはすぐ見抜くというか。でも、はいだしょうこのままで「しょうこおねえさん」になって、素のまま自分を作らず、全力で遊ぶ・全力で歌うというようにしたら、子どもたちも心を許して接してくれるようになりました。

子どもたちから「素でいることの大切さ」を学んだ、と話すはいだ

──子どもたちの洞察力は恐るべしですね。当時の子どもたちも、もう大人になっているのでは。

だいたい今、高校生くらいから今はちょうど社会に出て、就職し始める頃の子どもたちが世代なので、美容院とかに行くとアシスタントの子が「『おかあさんといっしょ』、見てました」って言ってくださって、本当にうれしくなります。大きくなったんだなぁと。今度は逆にお世話してもらって(笑)。すごくやさしくしてもらって、しょうこおねえさん世代の子たちに身近で会うるのは、本当にうれしいです。

ミュージカル『スクールオブロック』ははいだのほか、西川貴教、柿澤勇人、濱田めぐみ、梶裕貴、太田基裕などが出演。東京公演を経て大阪では9月23日〜10月1日に「新歌舞伎座」(大阪市天王寺区)にて上演。チケットはS席1万3500円、A席9500円ほか、7月23日より一般発売。

ミュージカル『スクールオブロック』

会場:新歌舞伎座(大阪府大阪市天王寺区上本町6-5-13 YUFURA6階)
期間:2023年9月23日(土)~10月1日(日)
料金:S席(1・2階) 1万3500円、A席(3階) 9500円、特別席 1万5000円

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本