京都・上賀茂神社、期間限定でライトアップ「雨で一層きれい」
夜の「上賀茂神社」(京都市北区)を光のアートが彩るイベントが、7月7日に開幕。七夕の夜のイベント初日には、100人近くの地域住人や観光客が訪れ、雨が降るなか夕涼みを楽しんだ。
同イベントは、クリエイティブカンパニー「ネイキッド」が主催するアートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』のうちの一つ。シーズンごとにテーマを設定したイベントで、この夏は「二条城」(京都市中京区)や「京都タワー」(京都市南区)などでも開催が予定されている。
京都駅に続き、イベントの舞台となった「上賀茂神社」は、国宝2棟や重要文化財41棟を含む広大な敷地がユネスコ世界文化遺産に登録される神社。通常は夕方5時に閉門してしまうが、イベント期間中は、夕暮れどきから夜へと夏の空の色が移りゆく時間帯に特別開放される。
同イベントでは、提灯が映し出す花柄の光の輪で足元を照らしながら、自分自身が光の演出に参加しつつ境内を進む。「二の鳥居」をくぐるとまず正面に「細殿」や「立砂」が現れ、さまざまな色に変化する光のアートが楽しめ、日中とは異なる雰囲気が楽しめる。奥へと進むと、厳かにライトアップされた重要文化財で朱色の「楼門」も。
境内を流れる「ならの小川」では、汗ばむ季節を迎えると小川に足をつけて涼む「足つけ」が例年の夏の風物詩となっている。今回は、「ならの小川」に風鈴のアーチを設置。蛍が飛んでいるかのような光の演出に包まれ、実際に足を小川につけ、涼やかな風鈴の音とともに夕涼みができる。境内では「ナイトフローラル」のアロマがたかれ、華やかさと優雅さが五感で楽しめる。
初日は、本降りの雨のなか浴衣姿で訪れ、写真撮影を楽しむ参拝客の姿が多数見られた。参拝客の一人は「雨が降っているからこそ、風鈴の表面についた水滴が反射してきれいに見える。より幻想的な雰囲気を満喫したい」と雨天ならではの美しさを語った。
さらに、「ならの小川」の上に建てられた「橋殿(はしどの)」では、夜7時、7時30分、8時の3回、巫女による「祈りの神楽舞」が奏でられる。幻想的な光に包まれながらの伝統的な舞は、普段なかなか見られない。期間は7月17日まで。時間は夕方6時30分〜夜8時30分(最終入場は夜8時)。チケットは一般2500円ほか。
取材・文・写真/宮口佑香
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