イケメンお笑いコンビ、大丸心斎橋「都市養蜂」企画の切り札に

2023.7.15 10:00

ギターを使う音曲漫才師・ラニーノーズ(左から、洲崎貴郁、山田健人)

(写真5枚)

お笑いコンビ・ラニーノーズ(洲崎貴郁、山田健人)による展覧会『Honey Runny Galleary』が「⼤丸⼼斎橋店」(大阪市中央区)で7月14日よりスタート。同百貨店が取り組む『心斎橋はちみつプロジェクト』の認知度を高めるため、新たな切り口で挑む。

■ 「楽しく学ぶ」ため、お笑い芸人を起用

同百貨店の建て替えをきっかけに、2021年より開始した『心斎橋はちみつプロジェクト』。本館の屋上で飼育した蜂から蜜を採取する「都市養蜂」によって、生態系の循環や地産地消が期待できる。

担当者は「この取り組みがまだまだ伝わっていないと感じており、お客さまの来店が増える夏休みのタイミングで、わかりやすく学べる展覧会を企画したいと考えていました」と説明。

「楽しく養蜂を伝えたい」という担当者の考えから、お笑い芸人であるラニーノーズを起用。イラストが得意な洲崎による「蜂」をモチーフにした絵画作品が5点と、カメラが趣味の山田が撮影した写真が12点が、イベントスペースに展示されることに。

■ 作品作りのため養蜂体験も

展覧会初日となる7月14日、会場にラニーノーズ本人が登場。「なぜ自分たちが・・・」と、抜擢された当初は戸惑いがあったという洲崎だが、実際に会場を目にし「まさかこんな大々的に展示してもらえるなんて!」とうれしそうな様子。

一方の山田は、「写真にそこまで自信があったわけじゃなかったので不安だったんですが、いざできてみたら、素晴らしい写真が撮れていて。自分でも大満足です」と冗談まじりに自信のほどをのぞかせた。

記者からお気に入りの作品を聞かれると、洲崎はアニメ映画のポスター風イラストを、山田は女王蜂に焦点を当てた写真を挙げた。特に女王蜂の写真は、スタッフによる協力のもと、数万匹もの蜂のなかから見つけ出した1匹を写真に収めたというこだわりが込められているという。

山田の写真は、養蜂体験のひと時を切り取っている

また、作品制作のため実際に屋上での採蜜や蜜絞りに参加したという2人。半日がかりで養蜂に向き合い、「(蜂が)はじめは怖かったけど、慣れてきたら可愛く見えてきて。もっとここにいたいなって思いました」と振りかえった。

同展は「大丸心斎橋店」本館9階のエスカレーターサイド特設会場にて開催される。期間は8月15日まで、入場料は無料。

取材・文・写真/つちだ四郎

Honey Runny Galleary

会期:2023年7月14日(金)~ 8月15日(火) 10:00~20:00
会場:大丸心斎橋店 本館9階  エスカレーターサイド特設会場(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目7−1)
入場料:無料

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