お笑いコンビ・ビスケットブラザーズ（きん、原田）が火曜ＤＪを務めるＦＭ大阪の番組『よしもとラジオ高校～らじこー』（ＦＭ大阪）。その７月２５日放送回に、関西発ヒップホップグループ・梅田サイファーのＫｅｎｎｙＤｏｅｓ、ＫＯＰＥＲＵが登場。「キング」にまつわるトークで盛り上がった。

■ 念願の共演に喜ぶビスブラ＆梅田サイファー

ビスケットブラザーズが王者となった『キングオブコント ２０２２』で、ファイナリスト１０組を紹介する大会のオープニング曲を手がけ、大反響を呼んだ梅田サイファー（その後リアレンジして『ＫＩＮＧ』というタイトルで配信リリースされた）。ビスブラパートをＫｅｎｎｙＤｏｅｓが担当したことがきっかけで交流が始まり、原田とは今では公園で飲むなどプライベートでも仲が良いのだという。

そんななか、念願叶っての初共演となった今回の放送。きんは「やった〜！ 本物じゃないですか！ うれしいです、お会いできて」と喜び、原田は「仕事で会うん緊張するな」と照れながら収録がスタートした。

■『キングダム』ファンの４人、最新作に大興奮

まずは「キング」となったビスブラ、そして『ＫＩＮＧ』を歌う梅田サイファー、ということで、今回はキング４人で、７月２８日に公開される映画『キングダム 運命の炎』についてトークをすることに。

累計発行部数９９００万部超の人気コミックで、その壮大なスケールから実写映画化は不可能といわれていた「キングダム」。２０１９年に第１弾、２０２２年に第２弾が公開され、シリーズ累計で興行収入は１００億円を突破。そして「馬陽の戦い」と「紫夏編」を描いた第３弾がついに公開される。

事前に映画を観たという４人は、「ネタバレできんから言えんけど、ずっと見どころでした」「めっちゃおもろかった」「スケール感がすごすぎる」「アクションに興奮した」「ロケ地の再現度がすごかった」「泣けるシーンもあった」「観たらわかる、めっちゃおもろい！！」など大興奮。

その後、キングダムの魅力をリスナーに伝えるべく、キングダム初心者であるきんとＫｅｎｎｙが「運命」「夏」「夢」「キングダム」の４つのキーワードを使い、プレゼン対決することに（作品ファンの原田とＫＯＰＥＲＵが判定）。

■ ラップ？ ダジャレ？ きんとＫｅｎｎｙの対決

先行のきんは「いや〜夏ですなあ。みなさん、夢はありますか？ 私、このたびキングダムを観させていただいたんですけど、なにかの運命に導かれて観たんやろなと思います」と、序盤に無理矢理全ワードを入れ込み、原田に「うわ、素人のおっさん連れてきてもた」と呆れられてしまう。

それに対し、後攻のＫｅｎｎｙは「自信ないなぁ」と言いつつ、「いや〜みなさん、夢はありますか？」と被せて、「キングダム、ほんまにアクションシーンがすごくて、すごいっていうか、うめえ。いや、うめえ超えてうんめえ（運命）！って感じだったんですけど」とエンジンをかけ、「画面の端々に出ている人たちが放つ（なつ）オーラがすごくて、有名（ゆめ）な人ばっかりで･･･」と熱弁。

結果、「ラッパーとも取れるけど、ダジャレでおっさんとも取れる」と悩みつつも、「テクニカル部分があったし、一応映画の内容に触れていた」（原田）という理由で、ＫｅｎｎｙＤｏｅｓが勝利した。

その後もキングダム愛を炸裂させていた４人。山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、杏、山田裕貴、高嶋政宏、要 潤、片岡愛之助、山本耕史、長澤まさみ、玉木宏、佐藤浩市、大沢たかお･･･という「全員主役級」のキャストについて、原田は「原作を読んでいて実写化に前のめりじゃなかったりしたんですけど、これされたら･･･許す〜〜〜〜！！！！」と太鼓判を押していた。

■ 意外にも的確？ カリスマ原田にお悩み相談

熱く語ったあとは、番組恒例の「カリスマ原田にお悩み相談」を実施。Ｋｅｎｎｙの「緊張を乗り越えるにはどうすればいいか？」という悩みに、原田は「緊張するのは、人からどう思われるかを意識しすぎてるから。いっそ鼻毛を三つ編みにしたら、そんなのは気にならなくなる」と回答。

一方、「人から壁を感じると言われる」という悩みを打ち明けたＫＯＰＥＲＵには、「目がブラックホールくらい真っ黒で、すべてを見透かされてる感じがするんですよね。カラコン（カラーコンタクト）入れたほうが良いと思います」と助言し、ＫＯＰＥＲＵは「今すぐ買いに行きます」とスッキリした表情に。

収録は終始、和気あいあいとした雰囲気で進み、最後は「めっちゃ楽しかった！ あっという間やった」「定期的に遊びに来て欲しい。仲良くなりたい！」と盛り上がった。この模様は『ｒａｄｉｋｏ タイムフリー』で８月１日まで聴取可能。

提供：ＦＭ大阪