上地雄輔、2度目の大河ドラマに熱意「ワクワクメラメラ」

2023.7.25 13:10

大河ドラマ『光る君へ』で藤原道綱(ふじわらのみちつな)を演じる上地雄輔 (C)NHK

(写真9枚)

2024年1月より吉高由里子主演で放送される大河ドラマ『光る君へ』(NHK)。新キャストとして7月25日、藤原道綱(ふじわらのみちつな)役を演じる上地雄輔の出演が発表された。

世界最古の長編小説といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く同作。上地が演じる道綱は、道長(柄本佑)の異腹の兄で、知性豊かな母を持つが、本人は一向に才に恵まれず、父の兼家(段田安則)からは、嫡妻の息子たちより格段に軽く扱われているという人物。性格は明るくお人よしで、憎めないところもある。

そんな自身の役柄について、「道綱はただの『みにくいアヒルの子』ではなく、しっかりと母親からの愛情を受けていたと思います。そういったところからもヒントを得て、見てくださる方に道綱目線でも楽しんでいただきたいです。道綱がこの家族のなかの一つのアクセントやスパイスになるといいなという思いを込めて、濃くそしてどこかキュートで愛される人間を監督やスタッフの皆様と話し合いながら作り上げていきたいと思います」と語った。

過去に同じく大河ドラマの『天地人』(2009年)で、小早川秀秋役を演じた上地。「同世代の役者仲間や先輩方に向き合って絡むシーンがすごく楽しみで、さらには『見てろよ!』というワクワクメラメラした部分もありました」と当時を振りかえり、「あれから15年近く経ち、自分も若手ではなくなりましたが、そのなかでもワクワクメラメラしたものは忘れずに取り組んでいきたいと思います」と意気込んだ。

ほかの追加キャストには、一条天皇役に塩野瑛久、直秀役に毎熊克哉、赤染衛門役に凰稀かなめ、乙丸役に矢部太郎、百舌彦役に本多力、いと役に信川清順が決定している。ドラマ『光る君へ』は、2024年1月より放送予定。

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