日本最古の公園が150周年、大阪2公園も記念イベント実施

2023.7.27 17:00

定例会見のフリップより「都市公園制度制定150周年事業について」(7月26日・大阪府庁)

(写真3枚)

日本最古の公園に数えられる大阪の「住吉公園」(大阪市住之江区)と「浜寺公園」(堺市西区)。両公園が2023年で開設150周年の節目を迎えるにあたり、大阪府が『都市公園制度制定150周年事業』に取り組むことが7月26日の定例会見で発表された。

1873年に制定された都市公園制度により、東京の上野公園をはじめ、京都の円山公園、奈良の奈良公園、兵庫の東遊園地などと共に、大阪では前出の2公園が誕生。

制定からちょうど150年で全国の都市公園でも記念イベントが開催されているなか、大阪でも『歴史探訪 祝・記念誌発刊フォーラム』(8月5日・住吉大社)や『おおさか都市緑化フェア』(11月5日・浜寺公園)、『150回目のクリスマス』(12月23日、24日・浜寺公園)など、両公園以外の府立公園も含めてさまざまなイベント開催や、賑わい施設が順次オープンする予定だ。

吉村洋文知事は、「大阪の公園と歴史がとても深いと感じる。一方で、時代が変わりゆくなかで多くの人が楽しんで憩いの場になることが重要。150年、200年、300年と大阪の都市公園のすばらしさ、公園の歴史、意義を次世代に受け継いでいけたら」と今後の展望を語った。今後のイベント情報は公式サイトのほか、府営公園のイベント情報を掲載するサイト「パークマップ」でも確認できる。

取材・文・写真/岡田由佳子

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