朝ドラ・ラストのどんでん返しに、視聴者悲鳴「怖すぎる!」

2023.7.28 19:45

田邊(要潤)からあることを告げられる万太郎(神木隆之介)(C)NHK

(写真1枚)

豊かな自然に囲まれ植物を愛する主人公が、上京しやがて植物学の道を突き進む連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。7月28日放送の第85回では、万太郎がついに「ムジナモ」の植物画と論文を完成させ、植物学教室は喜びに包まれるも、ラストシーンにSNSが騒然となった(以下、ネタバレあり)。

万太郎(神木隆之介)がムジナモを発見してから4カ月、妻・寿恵子(浜辺美波)が第2子を授かる。一方、田邊教授(要潤)は恩人・森有礼(橋本さとし)が文部大臣になったことで、女学校の校長に就任する。

周囲の期待を背負いながら、ついにムジナモの植物画と論文を完成させた万太郎。しかし、その論文に自身の名前がないことを目にした田邉教授は、「君は自分の手柄だけを誇っているんだな」と怒りをあらわにする。そして、万太郎は植物学教室への出入り禁止を言い渡されるのだった。

約2分間の回想シーンが流れ、万太郎のこれまでの努力やこれまで出会ってきた人々への感謝が描かれた今回の放送。教室が祝福ムードに包まれたシーンから一転、追放を言いわたされてしまうラストへの急展開は視聴者に衝撃を与えた。

SNS上では「下手なホラーよりよっぽど怖い」「うわぁここで教授の中に積もり積もっていたものが爆発・・・」と田邉教授の報復に震える声が上がっていた。

その一方、自身が研究していた植物の命名権が奪われ、万太郎が周囲から認められることに複雑な思いを抱いていた田邉教授の心中も描かれ、「今日の回は少しかわいそうだったかな・・・」「確かに田邉教授が怒るのも今回は理解できるかもなぁ」「徳永助教授の『恩を忘れるな』はそういう意味だったのね」など、同情する意見も寄せられている。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。7月31日放送の第86回では、万太郎の出入り禁止を知った寿恵子は、その処遇に納得できずにいた。土曜日はその週の振り返り。

文/つちだ四郎

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