古田新太、新感線の新作に自信「後半、おもしろくなるのでは」

2023.7.28 19:00

いのうえ歌舞伎『天號星』の記者会見に登壇した古田新太(28日・大阪市内)

(写真5枚)

俳優・古田新太が7月28日、大阪市内でおこなわれた劇団☆新感線の最新作『天號星(てんごうせい)』の記者会見に登場。劇団座長で演出のいのうえひでのり、ゲスト出演する早乙女太一、久保史緒里とともに見どころを語った。

11月に上演される最新作は、いのうえ歌舞伎『天號星(てんごうせい)』。時は元禄時代。強面だけど実は気弱な闇稼業の元締(古田)と、「狂犬」と呼ばれる凄腕の殺し屋(早乙女)の中身が入れ替わってしまったことで起こる騒動を描く。

いのうえは「池波正太郎テイストの時代劇に、人が入れ替わるというSF的なシチュエーションを加えたのがミソです。久しぶりにチャンバラが見せ場となっているし、観てスカッとする芝居になれば。客席を多用した、ライブ感のあるステージにしたいと思っています」と内容を語る。

すると古田は、「一応、池波ファンとして言わせてもらうけど・・・どこが池波正太郎なんだよ!(笑)」と一蹴。やんちゃ発言で場を盛り上げつつ、「ちーちゃん(山本千尋)の中国武術とか、(殺陣の)スタイルが違う人がそろっています。(早乙女)兄弟の対決におじさん(古田)も絡んできたりと、いろんな手で戦うので、後半に連れておもしろくなるのでは」と、見せ場のアクションに期待を寄せた。

いのうえ歌舞伎『天號星』の記者会見にて、(左から)久保史緒里、早乙女太一、古田新太、いのうえひでのり(28日・大阪市内)

古田らのほか、早乙女友貴、高田聖子、粟根まこと、池田成志などが出演。東京公演を経て、大阪公演は11月1〜20日に「COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール」(大阪市中央区)にて上演される。チケットは一般1万4800円、22歳以下2200円で、9月18日から発売開始。

取材・文/吉永美和子

劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』

期間:2023年11月1日(水)~20日(月)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪市中央区大阪城3-6)
料金:14800円(ヤングチケット2200円※22歳以下)

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