モネやターナーなど約120点、世界巡回の展覧会が大阪に来日

2023.8.9 09:00

ジョン・ブレット《ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡》1871年 Photo: Tate

(写真6枚)

英国・テート美術館のコレクションから「光」をテーマに作品を厳選した展覧会『テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ』が、「大阪中之島美術館」(大阪市北区)で10月26日より開催される。

数え切れない表情を見せる「光」に対し、新たな芸術表現を追求してきたアーティストたちの独創的な創作の軌跡が体感できるという同展。2021年から中国・韓国・オーストラリア・ニュージーランド・日本と世界を巡回しており、今回展示される約120点のうち、およそ100点が日本初出品となる。

近代絵画からは、「光の画家」と呼ばれるジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーや風景画の名手ジョン・コンスタブルといった英国近代美術史を彩る重要な画家たちの創作、クロード・モネをはじめとする印象派の画家たちによる光の描写を追求する作品が展示される。

ターナーの死後に寄贈された世界最大級のコレクションから『光と色彩(ゲーテの理論)──大洪水の翌朝──創世記を書くモーセ』が初来日するほか、最終会場となる大阪では日本国内で大阪展でしか見ることの出来ない作品も展示されるという。

また、写真・彫刻などに加え、日本初出品のジェームズ・タレルやオラファー・エリアソンによる光が鑑賞者を包み込む大型インスタレーション作品(空間芸術作品)などの現代アートまで、時代や地域、ジャンルを超えて「光の作品」を俯瞰することができる。

当日観覧料は、一般2100円ほか。期間は10月26日~2024年1月14日、詳細は公式サイトにて。

『テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ』

期間:2023年10月26日(木)〜2024年1月14日(日)※月曜休、ただし1/8は営業、12/31・1/1休
時間:10:00〜17:00(入場は〜16:30)
会場:大阪中之島美術館(大阪市北区中之島4-3-1)
料金:前売券=大人1900円、高大生1300円、小中生300円(8月28日発売)
電話:06-4301-7285(8:00〜21:00/大阪市総合コールセンター)

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