夜ドラに出演・高石あかりが感じたロケ地・神戸、納得の印象

2023.8.13 17:00

夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』に出演する髙石あかり(8月7日・NHK大阪放送局)

(写真4枚)

連続テレビ小説『おかえりモネ』(2021年)でヒロインの妹を演じた蒔田彩珠が主演を務める夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』(NHK)。「NHK大阪放送局」(大阪市中央区)でおこなわれた取材会に、主人公の幼馴染を演じる高石あかりが参加し、撮影を振りかえった。

舞台『鬼滅の刃』では、主人公の妹・禰豆子役を演じた高石あかり。同作では、主人公・笠松ほたる(蒔田)の幼馴染で常にスポットライトを浴び続ける明るい存在の鍵谷美晴を演じる。

高石は、「ダンス部で、みんなから憧れられる女の子。私も台本を読みながら好きになっていくし、何を考えているんだろう? と知りたくなるようなキャラクター。人一倍明るくて、周りの人を巻き込む力があるキャラクターなので、それを見ている方にしっかり伝えられれば」と紹介した。

同作は、就職活動で苦戦するほたるが、美晴のキャラを装い入社試験に臨み社会に飛び出す青春ドラマ。高石は、「私自身は、自分のなかの理想像にどうやったら近づけるかって日頃から思う。現場、現場で憧れる人はたくさんいるので、(蒔田が演じる)ほたるの気持ちがすごく分かる」と打ち明ける。

思い出に残るシーンには、「美晴がほたるにかけた言葉で『暗いところじゃなくて明るいとこ歩きぃよ』というセリフ。常日頃からポジティブなのでそういう言葉がすっと出てくる。絶対に私からは出てこないです。そんなに人に関わらないご時世のなか、人と関わっていく、関わろうとする姿がいいなと思った」と素直に話した。

また、撮影で訪れた神戸については、「ほたると美晴の家の前の坂道がすごくって。下から上がっていくと、みんな1回は休憩をはさまないとたどり着けない。暑くて大変だったけど、景色がきれいだった」とロケ地に思いを馳せた。

プロデューサーの押田友太氏によると、何十人という候補から満場一致で選ばれたという高石。押田氏は、「見た感じ元気いっぱいな印象だけど、繊細で人に気を使う、やさしい方。ダンスシーンもストイックに取り組んでくれる怪物です」と高石を絶賛した。

同ドラマは月〜木曜の夜10時45分から15分の放送。8月21日スタートで、8週連続となる。

取材・文・写真/上地智

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