琵琶湖畔に誕生した新リゾート、神秘的で美しい景観に魅了

2023.8.31 08:00

琵琶湖の葦をあしらった印象的な温泉大浴場の壁面は地元の天然資源を活用。湖面とインフィニティに繋がる絶景も合わさり癒やしの時間を

(写真9枚)

■ 大幅拡張のゲストルーム、グランピングエリアも

今回のリノベートでは、ゲストルーム数を元々の102室から全50室にすることで、ひと部屋あたりの空間を大幅に拡張。スタンダードタイプでもテラスを含めて50平米という、ゆとりのある間取りは、リゾート感たっぷりで、北欧テイストも感じる和モダンなインテリアを配し、ゆったりと寛げる客室だ。

ゲストルームは、実際の広さ以上にゆったり感じられる開放感あふれる間取り
ゲストルームは、実際の広さ以上にゆったり感じられる開放感あふれる間取り

本館には、窓一面に美しい湖景のパノラマが拡がる全室レイクビューの38室。遠くに彦根城も望める見晴らしの良いデッキテラスに、自家源泉を引いた贅沢な温泉露天風呂付きなど、旅のスタイルに合わせて選べる6つの客室タイプがスタンバイする。

さらに、グランピングエリアには全12室のヴィラが点在。開放感あるデッキテラスやリビングルームなどが備わり、プライベート感溢れる贅沢な空間に加え、愛犬と宿泊できるドッグフレンドリータイプや温泉露天風呂、ミニキッチン付きなど、こちらもゲストの好みに合わせた多彩な仕様が魅力だ。

今回、宿泊したのは、温泉露天風呂付きのツインルーム。和モダンな調度品はもちろん、白山陶器の急須やタンブラーなど食器類までセンスの光るセレクトで、パウダールームに備えられたスキンケアが人気の自然派コスメ「オサジ」だったり、ドライヤーが話題の美容家電「サロニア」だったりと、ビューティ心をくすぐる細やかな配慮でステイを快適なものに。

■ インフィニティ風呂、地元食材のグルメ

また、大浴場『びわ湖温泉 居醒(いさめ)の湯』は、敷地内の地下約1500mから湧出する自家源泉から引いた深湯の露天風呂のほか、ジェットバスが備わる内湯、セルフロウリュにも対応したホットサウナ・水風呂など充実の設備。無色透明の泉質はやわらかく、空のリフレクションが美しい湯鏡に身を沈めれば湖面とインフィニティに繋がる絶景で、身も心も癒やしてくれた。

食事はホテルのメインダイニング「旬房 淡悦(しゅんぼうたんえつ)」で、ビワマスをはじめとする琵琶湖の湖魚や近江牛など地元食材に、日本海から届く海の幸を散りばめた四季折々の味覚がスタンバイ。木下社長が食べ歩きで目覚めたという伝統の発酵食なども盛り込みつつ、冬に向けては「鴨鍋、日本海のフグ、カニも予定」というから期待大だ。

琵琶湖に沈む夕日が望めるロケーション
琵琶湖に沈む夕日が望めるロケーション

敷地内にはテニスコートやキッズパーク、エステなど、大人から子どもまで楽しめる多彩なエリアが揃うほか、屋外プールやバンケットルームなども順次オープン予定。周辺にはビワイチで有名なサイクリング・ランニングコース、SUPやカヤックなどのウォータースポーツといったアクティビティがあるほか、少し足を伸ばせば「彦根城」や江戸時代の町並みを再現した城下町、大河ドラマ『どうする家康』でも描かれた羽柴秀吉と柴田勝家による『賎ヶ岳の戦い』の古戦場など、多くの名所旧跡も点在している。同ホテルは、1泊2食付き2万4200円~(1名分/税サ込、別途入湯税)。詳細は公式サイトにて。

取材・文/みやけなお

「蒼の湖邸 BIWAFRONT HIKONE」

住所:滋賀県彦根市松原町1435-91
電話:0570-078-857(9:00〜18:00)

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