高橋一生主演、NODA・MAP「兎、波を走る」が今冬放送

2023.8.28 20:00

最新作NODA・MAP『兎、波を走る』がWOWOWに登場

(写真3枚)

劇作家・野田秀樹が2年ぶりに書き下ろし、高橋一生、松たか子、多部未華子ら豪華キャストが出演したNODA・MAPの新作『兎、波を走る』が今冬、WOWOWで放送される。

主演の高橋は、『フェイクスピア』(2021年)でNODA・MAPに初参加し、その年度の『読売演劇大賞 最優秀男優賞』を受賞。このほか、2022年の『「Q」:A Night At The Kabuki』のワールドツアーで国内外のファンを魅了した松に加え、初参加の多部、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一ら、いずれ劣らぬ実力派が勢ぞろいした。

物語の舞台となるのは「つぶれかかった遊園地」。童話『不思議の国のアリス』と、アントン・チェーホフの名作『桜の園』の世界をベースとしており、兎(高橋)を追って迷子になったアリス(多部)を捜す母親(松)の話と、「遊びの園」という名の遊園地の話が交錯しながら展開していく。

最新作NODA・MAP『兎、波を走る』の一場面(撮影:篠山紀信)

舞台装置や映像にも野田のアイデアが詰まっており、前半と後半のストーリーのギャップも見どころのひとつ。舞台を観劇したファンからは、「やはり安易に感想を語れる物語ではなかった」「本当によく出来てる舞台だ・・・」「『私が生きているなかでこの作品に出会って良かった』の一言に尽きる」など反響が寄せられていた。

収録されたのは、2023年7月8日の「東京芸術劇場 プレイハウス」(東京都豊島区)公演。オンデマンド配信も予定しており、高橋と松、野田によるスペシャルインタビューも放送される。放送日時は未定で、詳細や追加情報は公式サイトにて発表される。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本