京都・伏見稲荷に新グルメ施設、海外で人気のメニューがずらり

2023.9.2 07:00

新施設「伏見稲荷OICYビレッジ」。エントランスを抜けると、中庭付きのフードコートが広がる

(写真9枚)

京都の観光名所「伏見稲荷大社」近くに、飲食店やお土産がそろう商業施設「伏見稲荷OICY(オイシー)ビレッジ」(京都市伏見区)が9月3日にグランドオープンする。

世界中から観光客が訪れる人気スポット「伏見稲荷大社」。最寄り駅からの参道には、数多くの飲食店が立ち並んでいるが、ほとんどがテイクアウトメインで、意外にも座ってゆっくりできる場所は限られている。

そんななか、新たに参入したのが同施設。カレーやラーメン、和牛スシロールといった海外でも人気の日本フードを中心に11店舗が揃い、席数は約100席設けられている。4月末から一部店舗が順次オープンし、実際に外国人観光客らも多く訪れているという。

■ 鳥居をくぐって…入口から遊び心満載

「伏見稲荷大社」をイメージした「鳥居」が連なるゲートが目印のエントランス

「伏見稲荷大社」をイメージした「鳥居」が連なるエントランスを抜けると、京町家風の中庭が登場。居酒屋「鳥貴族」が手がける関西初出店のバーガー店「TORIKI BURGER」や、東京・浅草で人気の唐揚げ店「せんから屋」などが並び、またアルコールを販売する店も多いため、フードコートながら昼酒も楽しめそうだ。2階と屋上には開放的なテラス席も用意されている。

■ フードだけじゃない、2階には「お土産売場」

2階の「伏見稲荷おみやげ横丁」は、「日本の魅力を世界に伝える拠点」としてお土産売り場に。地元「玉乃光酒造」の「酒粕フィナンシェ」(5個・1404円)のほか、全国から厳選された約40店舗の雑貨や菓子などがずらりと並ぶ。担当者は、「観光後の休憩などでここへ寄ってもらえれば、さまざまな日本らしいものが揃っています。食やお土産を通して日本の文化を知ってもらい、世界へ発信できれば」と話す。

今秋以降も1階に新店がオープン、2階「おみやげ」ではワークショップなどのイベントも展開予定とのこと。営業は1階は朝9時~夜10時(店舗により異なる)、2階は~夜9時。京阪本線「伏見稲荷駅」から徒歩約1分。

取材・文・写真/塩屋薫

「伏見稲荷OICYビレッジ」

2023年9月3日(日)オープン
場所:京都市伏見区深草一ノ坪町13-5
営業:1Fは9:00~22:00(店舗により異なる)、2Fは~21:00

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