リアルすぎる…格闘漫画「刃牙」の30周年記念展が大阪で

2023.9.7 08:30

地下闘技場でファイティングポーズをとる刃牙の等身大キャラクター。足元は砂

(写真9枚)

累計発行部数8500万部を誇る格闘漫画『刃牙』シリーズ。その連載30周年を記念したファン垂涎の展示会が、「大丸梅田店」(大阪市北区)にて9月7日よりスタートする。

2022年の東京開催に続く同展示会では、作者の板垣恵介が描いた大量の肉筆原画の展示をはじめ、等身大キャラクターやフィギュア、黄金のベルトといったアイテムがずらり。

作中のキャラ「ジャック・ハンマー」の等身大フィギュアは、今にも動き出しそうな前傾姿勢と表情が作中同様の不気味さを醸し出し、花山薫の等身大フィギュアは「花山組事務所」のソファに鎮座し、テーブルの上には「カステラじゃあるまいし」のフレーズも有名な、引きちぎられたトランプの束も。

そして会場の中央には、東京ドームの地下に存在するとされている「地下闘技場」と、そこで構えをとる主人公・範馬刃牙のキャラクターがあり、筋肉隆々のスタイルと精悍な顔つきは迫力を超えて美しさを感じるほど。木の柵の外からは地下闘技場の支配人・徳川光成が刃牙を見守り、刃牙の足元には砂が撒かれているこだわりよう。

さらによく見ると、砂の中には作中にあったとおり、闘技者たちの骨や歯、爪といった戦いの痕跡までも紛れ込ませている、信じられないほどの再現性の高さだ。

ほかにも、「トリケラトプス拳」や、刃牙と勇次郎の親子喧嘩の最期に描かれた「エア夜食」といった名シーンの中に入り込めるフォトスポットもあり、まさに「地上最強」のキャッチコピーのとおり。格闘漫画の金字塔「刃牙」の世界にどっぷり浸かれる内容となっている。

『地上最強刃牙展ッ! in 大阪』は「大丸梅田店」15階の「大丸ミュージアム」にて、9月25日までの開催。入場料は、大人1500円ほか。

取材・文・写真/上地智

(c)板垣恵介(秋田書店)1992

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