値上げに逆行、ローソンがおにぎり・弁当類を最大20%引きに

2023.9.11 14:15

「これがチキン南蛮弁当」(通常724円)は、18%引きの592円に

(写真5枚)

コンビニ「ローソン」(代表:竹増貞信)が、一部の定番商品を最大20%値下げすると発表。9月12日から当面の間、全国の店舗で実施される。

「帝国データバンク」がおこなった調査によると、2023年通年の食品の値上げ品目数は、既に実施されたものや今後予定するものを含め、累計で3万1036品目に。22年通年の2万5768品目を既に上回り、年間累計としてはバブル崩壊以降で類を見ない記録的な値上げラッシュとなっている。

そんななかローソンでは、消費者の節約意識の高まりへの対応策として、定番のおにぎりと弁当類の一部を4%から20%値下げ。全体の価格バランスをふまえた6品が選定された。

ラインアップは、「金しゃりおにぎり 焼さけハラミ」279円→246円(12%引き)、「金しゃりおにぎり いくら醤油漬」279円→268円(4%引き)、「これがチキン南蛮弁当」724円→592円(18%引き)、「だしの旨み!ロースかつ丼」724円→592円(18%引き)、「麻辣香る麻婆丼」497円→397円(20%引き)、「ねぎ塩豚カルビ弁当(もち麦入りご飯)」549円→497円(9%引き)の全6品。

これまでも、価格据え置きの増量企画や規格外食材を活用した「もったいないおせち」など、家庭にやさしい商品を発表してきたローソン。広報担当者は、「今後も商品価値の向上と生活応援のバランスをとった商品をお客さまにご提供してまいります」とコメントしている。

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