乗せるのは「人」のみならず…モノを運ぶ鉄道展、京都で開催

2023.9.26 08:00

『モノを運ぶ鉄道展』

(写真2枚)

「貨物鉄道輸送」にスポットを当てた企画展『モノを運ぶ鉄道展』が、「京都鉄道博物館」(京都市下京区)で開催中。

人(旅客)ではなく貨物を輸送するため、1873年に新橋~横浜間でスタートした輸送手段「貨物鉄道輸送」。利便性や機動性に優れたトラックが台頭して以降は競争力の低下が見られたものの、近年はエネルギー効率の高さや環境上の利点から、輸送手段を見直す「モーダルシフト」として推奨されている。

今回の展示では、そんな明治以来多くの貨物を輸送してきた150年のあゆみを、錦絵や各種銘板、車両模型などの関連資料でたどっていく。関西でターミナル駅となってきた梅田駅(通称:梅田貨物駅)と、吹田貨物ターミナル駅を中心とした関西の貨物鉄道輸送の紹介もおこなわれる。

また、貨物鉄道輸送のさまざまな取り組みや新しい貨物列車について写真・ヘッドマーク・模型等で紹介されるほか、図録の販売も予定。10月には貨物車両がやってくるイベントも。詳細は順次発表される。

『モノを運ぶ鉄道展~列車が乗せるのは人だけじゃない。 ~』の期間は11月26日まで(水曜休)。開館時間は朝10時~夕方5時(入館は夕方4時半まで)、入館料は一般1500円ほか。会場は同館2階の企画展示室にて。

『モノを運ぶ鉄道展』

期間:2023 年9月16日(土)~2023年11月26日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
会場:京都鉄道博物館2階の企画展示室(京都市下京区観喜寺町)
料金:一般1500円、大学生・高校生1300円、中学生・小学生500円、幼児(3歳以上)200円
電話:0570ー080ー462

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