「官僚」が恋愛面でマイナスに…お堅いイメージを払拭し結婚へ

2023.9.16 07:00

9月17日放送の『新婚さんいらっしゃい！』より（C）ABCテレビ

(写真3枚)

長寿番組『新婚さんいらっしゃい！』（ＡＢＣテレビ）の９月１７日放送回は、『ニッポンを背負うパワフル夫婦ＳＰ』と題し、１時間にわたってお届け。１組目には、小学校教員×官僚という２０代カップルが登場する。

小学１年生を担当している温厚そうな夫。そして妻は、厳しい国家公務員試験を合格して入省を果たした官僚。福島県に生まれた彼女は２０１１年３月１１日、中学校の卒業式の日に東日本大震災で被災し、県内の農畜産業の苦しい時期や復興していく様子を目の当たりにするうちに「食に携わる仕事がしたい」という思いを抱き、農林水産省を志したという心やさしい情熱家だ。

２人の出会いは、妻いわく「ＡＩの導き」。真面目な人たちに囲まれて働くなかで、「付き合うならおもしろさ重視！」とマッチングアプリに登録したところ、夫から「いいね」が届いた。プロフィール写真をよく見ると、なぜか蚊取り線香を手に幸せそうに微笑む姿。

「これはおもしろい人に違いない！」と息巻くも、過去、官僚だと伝えて男性にかまえられ、デートが失敗した苦い経験があったため、自身の設定を「新橋のＯＬ」と偽装して初めての食事デートにこぎつけた。

職業柄魚が大好きな妻は、鰹のタタキ専門店をセッティング。奇遇にも鰹のタタキが大好物だった夫は、一気に心をつかまれたという。だが、料理が出てくるたび、旬や名産地を熱く語る妻に、「この人は一体何者！？」という疑念が･･･。観念した妻は、その場で素性をカミングアウト。合点のいった夫は、官僚に対する「お堅いイメージ」が変わったと喜び、ますます意気投合したという。

その後、週１ペースで会ううちに、今度は妻の「好き」が加速。出かけた帰りの車内で「彼氏になってくれないの？」と詰め寄ったり、「水族館のクロマグロ水槽の前で告白して！」と迫るなど、猛アプローチ。優柔不断な夫を強気でリードし、めでたく交際がスタートしたという。

新婚生活では、自宅での妻との会話でも農林水産関係のお堅い専門用語が飛び交う、と語る夫。だがあるとき、その知識が小学校の給食の時間に役立ったと明かす。「官僚×先生」という、日本の未来を背負う夫婦の楽しいエピソードの模様は９月１７日・昼１２時５５分より放送される。

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