「この世界の片隅に」作者・こうの史代ら、京都精華大で講演会

2023.9.26 10:00

こうの史代の自画像(左)としりあがり寿(右)

(写真1枚)

『この世界の片隅に』で知られる漫画家・こうの史代と、風刺の効いた作品が特徴の漫画家・しりあがり寿による講演会が10月26日、「京都精華大学」(京都市左京区)で開催。「漫画と芸術」をテーマに同学の教員も交えたディープな鼎談を繰り広げる。

同大学が開学した1968年から開催している公開トークイベント『アセンブリアワー講演会』の一環で開催する。2023年は創立55周年にあたることから、周年記念としても兼ねる。

アセンブリーアワーとは、音楽や芸術などあらゆるジャンルの最前線で活躍するゲストを呼び、一般の人にも広く公開する無料の講座。これまでアニメーション作家の細田守やロックバンド・くるりの岸田繁などが登壇し、注目を集めた。

今回の講演会には、同学の教員で漫画研究家・吉村和真も登壇。『「マンガと芸術って、どうよ」~「自由の学び舎」で考える~』と題して、吉村教員が2人に問いかける形式でテーマを掘り下げる。「漫画と芸術の定義」「漫画と芸術はどちらが上なのか」といった疑問などについて、プロならではの視点からほどいていく。

開催時間は、夕方4時20〜夜5時50分。京都精華大学の「明窓館」で聴講できるほか、オンラインでも参加可能。申し込みは、同大学の公式サイトから。無料。

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