ブギウギ第1回・大阪の銭湯で育った看板娘、鈴子の物語

2023.10.1 19:30

「日帝劇場」にて、『東京ブギウギ』を歌う福来スズ子 (趣里)(C)NHK

(写真5枚)

『東京ブギウギ』などの名曲で、「ブギの女王」として一世を風靡した歌姫・笠置シヅ子さんをモデルに、戦後を明るく照らしたスター歌手の人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)がいよいよスタート。「ワテ、歌うで!」と題する第1週(10月2日〜6日放送)では、趣里演じるヒロイン・花田鈴子(のち、福来スズ子)の少女時代が描かれる。

今から75年前の昭和23年(1948年)。歌手・福来スズ子(趣里)の華々しいステージから物語が始まる第1回(10月2日放送)。スズ子は、戦後の世のなかを歌で励まし、日本中の人々に生きる活力を与える大スターへの階段を駆け上ろうとしていた。

時は遡り、大正15年(1926年)。大阪・福島にある銭湯「はな湯」の看板娘・花田鈴子(澤井梨丘)は、まもなく小学校を卒業しようとしている天真爛漫な少女だ。

幼い頃から歌って踊ることが大好きな鈴子は、父・梅吉(柳葉敏郎)、母・ツヤ(水川あさみ)、そして個性豊かな常連客の前でいつも歌を披露している。ある日、鈴子は親友のタイ子(清水胡桃)から好きな人はいないのかと聞かれ・・・。

本作は、香川生まれ大阪の下町育ちのヒロインが、新興歌劇団への入団を経て歌の才能が開花し、人気作曲家との出会いをきっかけに、戦後を代表するスター歌手の道を駆け上っていく波瀾万丈の物語。

成長したヒロインを演じるのは、2417人の候補者からオーディションで選ばれ、俳優・水谷豊と女優・伊藤蘭を両親に持つ、女優・趣里(しゅり)。主演映画『生きてるだけで、愛。』(2018年)などで注目を集め、朝ドラへの出演は『とと姉ちゃん』(2016年前期)以来、7年ぶりとなる。

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