「いきいきごんぼ」って? 意味が難しい兵庫・播州弁ランキング

2023.10.9 08:00

兵庫県神河町出身の女優・のん(2022年10月・大阪市内にて撮影)

(写真2枚)

女優の上野樹里や、のんなどが地元の言葉として紹介している兵庫県南西部の方言「播州弁(ばんしゅうべん)」。ランキングサイト「ランキングー!」(本社:大阪市福島区)では今回、全年代の男女1万24名にアンケートを実施し、『意味が難しい関西の言葉ランキング<播州弁編>』を発表した。

1720票を集め、ダントツ1位となったのは「いきいきごんぼ」。いきいきというワードから元気な様子かと思いきや、「今にも死にそうな様」という意味で使われる。投票者からは「いきいきなのに、死にそうな、というのがおもしろい」「インパクト強い」という、語感と反する意味への驚きのコメントが寄せられた。

続く2位(800票)は「食べすぎて苦しい」というニュアンスで使われる「ずつない」。岐阜県・三重県・和歌山県などでも似た意味で使われ、なすすべがない=術無いが転じたと言われている。

3位(740票)は「別条ない」から転じた「べっちょない」がランクイン。「大丈夫、問題ない」という意味を持ち、兵庫県多可郡多可町出身で読売ジャイアンツ所属の大勢投手は、自身のグラブに「べっちょない」と刺繍を入れ、何があっても大丈夫!と自らを奮い立たせているそうだ。

『意味が難しい関西の言葉ランキング<播州弁編>』

さまざまな方言がある関西のなかでも上級レベルな播州弁。投票者からは「同じ県内だが聞いたことがなかった」「関西人でも知らない言葉が多い」「意味が連想されない」といった声が多数集まった。

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