Lilかんさい・岡崎彪太郎、主演舞台で「顔と名前覚えて」

2023.10.13 17:00

「今は、この舞台をなんとか成功させたいと思っています!」と意気込む関西ジャニーズJr.内のグループ・Lil かんさいの岡崎彪太郎(10月6日・大阪市内)

(写真3枚)

2021年の初演から、今回で3度目の公演となる関西弁リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』が、大阪・東京で12月に上演。主人公を演じるLil かんさい・岡崎彪太郎が10月6日、大阪市内での取材会に参加した。

■「テレビで見る方と共演できることがうれしい」

昨年に続いておとん役を橋本さとし、おかん役を羽野晶紀が演じ、3人での朗読劇となる本作。朗読劇はもとより他事務所の俳優との共演が初めてという岡崎は、緊張感を漂わせながらも「得られるものも大きいのかなとワクワクした気持ちでいっぱいです」とフレッシュな笑顔を見せる。

さらに、「僕からしたら橋本さんも羽野さんもテレビで見る方なので、共演できることがすごくうれしいです。お2人に置いていかれへんように、ってプレッシャーを感じながらも頑張っていけたら」と続ける。

■「反抗期なく15歳のときから今も変わらない」

演じるのは15歳の中学生。現在19歳の岡崎は、その頃を振りかえり「15歳のときは、ジュニアの活動を始めて3年くらい経っていて、ちょうどLil かんさいというグループができたタイミングでした。僕は反抗期もなくて穏やかで、いい意味で当時から変わっていないのではないかな、と自分では思っています」。

一方、「脚本を読んで自分の身にこういうことが起こったらどんな気持ちになるんやろうとすごく考えさせられました」と、主人公と自身の境遇の違いに戸惑いもあったという。

また初演・再演は、事務所の先輩である小柴陸が演じており、そのバトンを受け継ぐことにもプレッシャーを感じつつ、ぼく役を「自分のものにしたい」と気合を入れた岡崎。上演にあたり、「『こんな演技をする子なんだ』と、お客さまに顔と名前を覚えてもらえたらうれしい」と意気込んだ。

舞台『一富士茄子牛焦げルギー』で主演の岡崎彪太郎(左)と演出の河原雅彦(10月6日・大阪市内)
舞台『一富士茄子牛焦げルギー』で主演の岡崎彪太郎(左)と演出の河原雅彦(10月6日・大阪市内)

原作は、兵庫県明石市在住の絵本作家・たなかしんによる『第53回日本児童文学者協会新人賞』を受賞した同名小説。おとんが正月の朝に見た、「牛みたいな大きなナスに乗って富士山の山頂へ行った」という夢の話から始まる物語で、劇中はたなかのイラストも使用される。

上演時間は約1時間15分。大阪公演は12月21日〜24日に「松下IMPホール」(大阪市中央区)にて。チケットは7500円で11月の発売予定。

※岡崎の崎はたつさき

取材・文/岩本

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本