「京ばあむ」が主役のお菓子のミュージアム、その全貌は?

2023.10.21 12:00

「atelier 京ばあむ」内観イメージ(左上から時計回りに、1階ショップ、2階工場見学、2階展示、3階カフェ)

(写真10枚)

京都土産の定番「京ばあむ」(本社:美十/京都市南区)を主役にした工場併設型施設「atelier 京ばあむ」が、11月11日に同エリアにオープン。その詳細が発表された。

抹茶生地と豆乳生地を組み合わせた2色の色合いと、しっとり食感が特徴のバウムクーヘン「京ばあむ」。1938年創業の菓子メーカーが「新しい京都ならではの洋菓子をつくりたい」と2008年に発売、これまでに累計1500万個を売り上げる京都の名物土産に成長した。

そんな「京ばあむ」や京都の魅力発信を目的にした同施設は、1階〜3階で構成されるお菓子のミュージアム。1階のショップでは、京都産宇治抹茶を使ったふんわりスフレ「盆地すふれ」(1188円)や2色の生地でバタークリームを包んだ「京ばあむロール」(1512円)など、京ばあむと同じ原料を使用した同施設限定のテイクアウトスイーツが並ぶ。

3階カフェメニュー(左から、「リッチプレート」(1430円)、「抹茶ジェラート」(各440円〜))

2階では、通路から工場を見学できたり、イラスト入りの解説、道具展示などで京ばあむについて学ぶことが出来る。3階カフェでは、京ばあむを上品に盛り付けた「リッチプレート」(1430円)や、抹茶ジェラート、コーヒーなどが味わえるという。

延床面積約3300平米の施設は内装にもこだわり、抹茶を混ぜて染色した暖簾や、ばあむ型のタイル、京ばあむの中を通りぬけているような階段の演出など、ユニークな空間デザインにも注目だ。

営業時間は、朝10時〜夕方6時(カフェは11時〜)。近鉄京都線「十条駅」から徒歩約10分または京都市バス「市民防災センター前」より徒歩2分。

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