蒼井優、スズ子役の趣里への思いを吐露「愛おしくなった」

2023.10.21 08:30

団員たちにあることを伝える大和(蒼井優)(C)NHK

(写真2枚)

大阪・福島で生まれ育った快活な少女・花田鈴子(趣里)がやがて戦後の時代を照らすスター・福來スズ子になるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。ヒロイン・スズ子の憧れの先輩、大和礼子役の蒼井優が、スズ子役の趣里への思いを語った。

今作で蒼井が演じる大和は、ヒロイン・スズ子が所属する「梅丸少女歌劇団(USK)」の大スターで、スズ子が入団した当初から憧れの存在という役どころだ。

朝ドラへの出演は今作が初だという蒼井は、「初めて朝ドラの現場に入らせていただいたのですが、何か特別な気持ちになりました。なんでしょう、ヒロインへのこの気持ち(笑)。ほかの共演者やスタッフのみなさんも同じ気持ちだと思いますが、ただでさえ愛おしい趣里ちゃんが、さらに愛おしくなります」と、スズ子役を演じる趣里への思いを明かした。

大和に声をかける趣里(福来スズ子)(C)NHK

また、大和とともにUSKを支える男役のトップスター・橘アオイ(翼和希)についても、「大和礼子は、孤独ではあるけど周りが支えてくれていて、隣には常に橘アオイがいる。その安心感と孤独感とのバランスが、演じていてとても楽しいです。礼子は静かだけれど意地とプライドがある人だから、周りに何でも話せるわけではないんです。そんな私をいつも橘アオイが真横で見守ってくれています」と語った。

ステージパートでは、USKのモデルとされる「OSK日本歌劇団」の劇団員による協力が大きかったという。

「ステージパート以外のシーンでも、OSKの皆さんが現場の空気を作ってくださって感謝しかありません。こういうときは体をどう向けるのか、返事はどうするか、号令は誰がかけるのかなど、劇団内の暗黙のルールなどをたくさん教えていただきました。本業は舞台のみなさんですが、ドラマに力を貸してくださって一緒に楽しんでくださったのが本当にありがたいです」と感謝の気持ちを述べていた。

『ブギウギ』の放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。

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