老舗和菓子の「梅シロップ」活用、無印良品から関西限定で登場

2023.10.26 14:00

関西限定で登場する「紀州の完熟うめシロップ」(590円)

(写真1枚)

食品ロス削減が叫ばれるなか、生活雑貨や食品などを手がける「無印良品」から10月27日より、菓子製造の副産物を活用した「紀州の完熟うめシロップ」が登場。関西限定で販売される。

2021年より生産者や加工会社と協力して、地域活性化に取り組んでいる「無印良品」。同社では規格外の野菜や果物などを活用した商品開発を進めており、今回は老舗和菓子店「たねや」(本社:滋賀県近江⼋幡市)とタッグを組んだ。

新商品「紀州の完熟うめシロップ」(590円)に活用したのは、たねやの人気商品「完熟梅ぜりー」の製造過程で生まれた「梅シロップ」。完熟した「紀州南高梅」の果肉、自然な甘みが特徴の「てんさい糖」を加えて、すっきりとした味わいに仕上げたフルーツシロップだ。

水やソーダなどで薄めることで自分好みの味わいにアレンジ可能で、完熟梅ならではのフルーティーで芳醇な香り楽しめる。

なお、「完熟梅ぜりー」は2002年に登場以来、毎年約10t生まれる「梅シロップ」の活用に取り組んできたという。今回の新商品の製造で、約1tもの梅シロップのアップサイクルにつながった。商品は関西圏の25店舗にて限定販売される。

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