ブギウギ第4週振りかえり・ワテ、香川に行くで

2023.10.27 19:30

六郎(黒崎煌代)の話を聞いて心配するスズ子(趣里)(C)NHK

(写真5枚)

■香川で明かされる「あんたは、ほんまはここの家の子じゃけん」

「桃色争議」から1年が経ち、劇団員たちの休暇がはじまる頃。スズ子の母・ツヤの実家がある香川から「スズ子に法事に出てほしい」という手紙が届き、ツヤと梅吉はその内容に戸惑いを隠せないでいた。一方、スズ子の弟・六郎(黒崎煌代)は、近頃「自分とスズ子が本当の姉弟ではないのではないか」という疑問を抱いていた。スズ子のなかでもその疑念が広がる矢先、2人は法事に参加するため香川へ向かうことになる。

地域の顔役の治郎丸和一(石倉三郎)と話すスズ子(趣里)(C)NHK

両親の故郷である香川を訪れたふたりは、ツヤの親戚たちから歓迎される。スズ子は香川には小学生の時に訪れて以来の訪問で、祖母の大西トシ(三林京子)たちと久しぶりの再会を喜ぶ。夕食では、役者を目指していた梅吉がツヤを連れて駆け落ちしたという昔話で盛り上がる一方、六郎は自分とスズ子が本当の兄弟かどうかを香川で確かめようとしていた。

翌日、スズ子たちは法事に出るために、トシの幼なじみで地域の顔役である治郎丸和一(石倉三郎)の家を訪れる。治郎丸の亡き息子である菊三郎の法事中、スズ子は周囲の言動から自分に何かを隠しているような雰囲気を感じ取る。とうとう酔った治郎丸から「孫」と呼ばれ、動揺するスズ子は叔母のタカ(西村亜矢子)に詰め寄る。観念したタカから「あんたは、ほんまはここの家の子じゃけん」と告げられ、スズ子は本当は菊三郎の子であることが明かされるのだった・・・。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。

放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。土曜日はその週の振りかえり。

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