インバウンド戻る大丸心斎橋、免税フロア近くにエンタメスポット

2023.11.25 09:00

11月15日より大丸心斎橋店・南館にトリックアートが登場

(写真6枚)

コロナ禍も明け、海外観光客も以前の姿に戻りつつある大阪・心斎橋。「大丸心斎橋店」(大阪市中央区)の免税カウンターがある南館1階には、新たなエンタメスポットとして、トリックアートが登場した。

現在、ラグジュアリーブランド部門では、インバウンドの売上げが過去最高を記録した2019年に迫る勢いの同百貨店。隣接する商業施設「パルコ」との連絡通路を各階につくり、買い回り客増、顧客層の幅も広がっているという。

コロナ禍前の、同じ商品を大量に購入する「爆買い」とは少し変わって、より吟味し自分に合うものを購入する客が増えている傾向だという。同百貨店の南館では2フロアを外国語に対応するスタッフも多く駐在する化粧品フロアに、4階には免税カウンターも設置している。

そして今回、南館の清水町通側(北側)入口付近に、恐竜が飛び出るトリックアートが3スポット登場。企画者の1人である同百貨店インバウンド担当の姜(きょう)さんは、「梅田や難波に比べ、リピーターが少ないというのが大きな特徴。このスポットにインバウンドのお客様はもちろん、日本の方々にもぜひ来館いただき、心斎橋エリアを盛り上げていけたら」と語る。

大阪城やたこ焼き、同百貨店のヴォーリズ建築など、いろいろなモチーフを検討したそうだが、同館壁面の大理石に「ウニのとげ」や「サンゴ」などの化石があることから、今回は恐竜をテーマに。1階には花屋もあり、グリーンが映えるフロアとなっている。

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