4人に1人が出会いアプリ利用、専門家は「コスパ概念強い」

「エウレカ」による「未婚者/既婚者の実態調査」の分析結果
11月22日の「いい夫婦の日」を前に、恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営する「エウレカ」(代表:山本竜馬)が、「未婚者/既婚者の実態調査」を実施。1年以内に結婚した人の出会いのきっかけで、約4人に1人がアプリを利用していることが分かった。
1年以内に結婚した夫婦を対象にした同調査(有効回答数6566人のうち既婚者3462人)によると、出会いのきっかけに「マッチングアプリ」をあげた人は前回の調査結果の17%から22.7%と、3.7ポイント増加。「友人の紹介」が11%から21.4%に、「街コン・合コンなど」が4.1%から8.6%にそれぞれ倍増。一方、「自然な出会い」(出会いを意識したことは特にしていない、日常生活でアンテナをはっていた、など)は55.1%から34.6%と、実に20ポイント以上が減少した。

この傾向に、恋愛ジャーナリストのおおしまりえ氏は、「自然な出会いとして上げられる場所には、職場といったものがあります。しかし現在、職場では飲み会やプライベートの付き合いをリスク管理のために制限する企業も増えつつあります。こうした背景もあり、しがらみなく気軽に利用することができるマッチングアプリの利用が増え、結果として結婚に繋がるケースが増えているように思います」と考察する。
この傾向はアプリを利用する人々の心理の変化も関係していると、おおしま氏は推察する。「現在結婚を考える世代の多くは、『コスパ』や『タイパ』の概念が強い傾向があり、マッチングアプリという利便性の高いサービスが非常にマッチしている点が挙げられます。今の20代、30代にとってインターネットは当たり前にあるものであり、そこでの出会いにも抵抗感がない人のほうが増えており、こうした複数の理由から、夫婦の出会いのきっかけとして、マッチングアプリが増えていると考えられます」という。
コロナ禍により、恋活や婚活、または友だち作りや趣味友探しなど、大きく変化した出会いの場。相手の価値観を慎重に確認したいという希望から、事前に相手の情報をフラットに判断できるアプリのプロフィール登録は若い世代にとって便利なツールなのだろう。この傾向はコロナ禍が落ち着きつつある今後もしばらく続くかもしれない。
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