ブギウギ第41回・警察が楽団の舞台公演を厳しく取り締まる

2023.11.26 19:30

日帝劇場にて、枠内に立ち本番を迎えるスズ子(趣里)(C)NHK

(写真5枚)

歌い踊ることを心から愛するヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。「カカシみたいなワテ」と題する第9週(11月27日〜12月1日放送)では、日中戦争が始まって3年が経ち、警察による舞台公演への取り締まりが強まっていく。

母・ツヤ(水川あさみ)が亡くなり、ヒロイン・スズ子(趣里)が父・梅吉(柳葉敏郎)と東京で一緒に暮らし始めて1年が経った第41回(11月27日放送)。しかし、梅吉はツヤの死から立ち直れず、酒びたりの日々を送っていた。

時を同じくして、日中戦争が始まって3年が経ち、日本国内ではぜいたくを禁止する法律が施行される。スズ子が所属する「梅丸楽劇団」でも、警察から演出についての制限が言い渡されてしまう。舞台上で自由に動くスズ子は「歌い方が軽薄だ」と言われ、三尺四方の枠の中から動かずに歌うようにと指示されて・・・。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。

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