母が危篤…スズ子の選択に賛否「こんな辛い選択あるかよ」

2023.11.22 20:00

日帝劇場の楽屋にて、心ここにあらずのスズ子(趣里)(C)NHK

(写真5枚)

大阪の銭湯で生まれ育ったヒロイン・スズ子がやがて戦後を照らす歌手に成長する連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。11月22日放送の第38回では、母・ツヤが危篤だという電報が届いたスズ子の選択が話題となった。

スズ子(趣里)の下宿先に、出征を控える弟の六郎(黒崎煌代)が訪ねてきた。周囲には明るく振る舞いながらも、スズ子は「ワイ死にとうないわ」と泣く六郎を抱きしめる。

六郎を見送ったスズ子のもとに、母・ツヤ(水川あさみ)が危篤だという電報が入る。舞台を控えていたスズ子は葛藤するが、演出家の羽鳥(草彅剛)の言葉で残ることを決意。母への思いを抱きながら、スズ子は舞台上で『センチメンタル・ダイナ』を歌い上げるのだった。

https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1727107223753572613

スズ子が母のため大阪に戻るか、歌手として舞台に立つかを迫られた今回の放送。羽鳥の「むしろ自分の苦しい心持ちを味方にして、いつもよりいい歌だなんて言われるくらいじゃなきゃ僕はダメだと思う」という言葉で決意を固める様子が描かれた。

SNSでは「今朝のセンチメンタル・ダイナはキツい」「スズ子・・・親の死に目に会えないのか・・・こんな辛い選択あるかよ」「その覚悟はわかるけどさ・・・」「親の死に目か歌手の矜持か、選択が辛い」など賛否が相次ぎ、X(旧ツイッター)では「親の死に目」が関連ワードとしてトレンド入りしていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。11月23日放送の第39回では、スズ子が大阪に戻り、母のもとへと向かう。

文/つちだ四郎

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