新作控える片渕須直監督、デビュー作品を京都・出町座で上映

2023.11.24 08:00

京都「出町座」でおこなわれる特集上映『つるばみ色のなぎ子たちへつづく道』ポスター

(写真2枚)

国内外で70を超える賞を受賞した映画『この世界の片隅に』で知られる、アニメーション監督の片渕須直。その過去作にスポットを当てた特集上映が、京都のミニシアター「出町座」(京都市上京区)にて開催される。

現在、片渕監督が制作中の最新作『つるばみ色のなぎ子たち』が、京都を舞台に清少納言が生きた平安時代を描いていることから、京都の「出町座」が特集上映『つるばみ色のなぎ子たちへつづく道』を企画。徹底的な研究と膨大な調査によって制作されている新作がこれまでの作品とも緻密に繋がっていると、過去作の上映がされることとなった。

今回の第1弾では、主人公の自意識の目覚めの描写を通してジレンマや抑圧から解放される姿を描いた、片渕監督の長編デビュー作となった『アリーテ姫』(2001年)を上映。期間は12月15〜21日の計7回で、16日には本編上映後に片渕須直監督と同作の音楽を手がけた作曲家・千住明のトークショーも予定されている。

料金は1800円(学生・障がい者1000円、シニア1200円、火曜サービスデイは1300円)。16日のみ、2000円(数量限定の入場者プレゼント)。実施日の1週間前より電話予約で受付開始。

特集上映『つるばみ色のなぎ子たちへつづく道』

期間:2023年12月15日(金)〜21日(木)
会場:出町座(京都市上京区三芳町133)
料金:1800円、学生・障がい者1000円、シニア1200円、火曜サービスデイは1300円 ※12/16のみ一律2000円

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本