ブギウギ出演の富田望生、自身が演じる小夜「奇跡のような役」

2023.11.28 08:15

ヒロイン・スズ子(趣里)に憧れる小林小夜役を演じる富田望生(C)NHK

(写真2枚)

昭和を代表する大スター・福来スズ子(趣里)の山あり谷ありな人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。ヒロイン・スズ子の弟子になろうとする女性・小林小夜役を演じる富田望生が、自身が演じる小夜についての印象を語った。

テレビドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)や映画『私がモテてどうすんだ』など、数々の話題作に出演してきた富田。今回富田が演じる小夜は、スズ子に強く憧れ彼女のような歌手になるため、福島から上京してきた弟子志望の女性という役どころだ。

朝ドラへの出演は『なつぞら』(2019年)以来となっており、「制作が発表されたときからこの作品に参加したいと思っていたので、出演が決まったときは『来たーっ!』という感じでした。私の曾祖母は戦争まっただなかを生きた女性で、歌に支えられたという話をよく聞いて育っていたので、この作品に参加できることがとてもうれしいです」と、オファーを受けた際の喜びを語った。

ヒロイン・スズ子(趣里)に憧れる小林小夜役を演じる富田望生(C)NHK

また、役柄と同じく福島県の出身だという富田は「小夜には親近感を感じますし、自分自身と近い部分もあって、なんて奇跡のような役なんだろうと思っています」とコメント。作中で使う「福島ことば」に関しても「セリフにある『~してくんちぇ(~してください)』は使っていました。同じ福島でも、浜側と内陸側では発音などが違っていたりするのですが、スタッフの方からは『出身地のことばで大丈夫です』と言っていただけたので、ことばに関してはストレスフリーです」と、撮影時の裏話を明かした。

最後に、「風とか香りとか、想像をかきたてられるような作品になっていると思います。その香りや空気を身近に感じるように、福来スズ子という一人の人間も身近に感じられる作品になっていると思うので、そこを楽しみにしていただけたらと思います」と、作品の見どころをアピールした。『ブギウギ』の放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。

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