吉高由里子が神社で大河撮影したいと直訴、理由は「空が…」

2024.1.8 17:00

「片山御子神社(片岡社)」をバックに立つ吉高由里子と柄本佑(1月7日・上賀茂神社)

(写真4枚)

吉高由里子主演で『源氏物語』の作者・紫式部(ドラマでの名前はまひろ)の生涯を描く大河ドラマ『光る君へ』。初回放送がはじまる1月7日に、まひろと強い絆で結ばれた藤原道長役の柄本佑と吉高が「上賀茂神社」(京都市北区)を参拝。平安時代の面影が強く残る光景に感銘を受けた様子を語った。

678年創建で、平安貴族たちの信仰を集めた「上賀茂神社」。特に境内にある「片山御子神社」(片岡社)は、紫式部が恋の歌を残したことで知られている。道長のほうも参詣の記録がいくつか残っていて、2人にはゆかりの深い場所だ。

はじめて参拝したという吉高は、「千年前と同じ風景を見て、物を大切に残しながらも変化していく京都のあり方を『すてきだなあ』と思いました。千年前から日本人が好きな形っていうものがあって、すごく時代が経っているようでも、(日本人の)好きなものの細胞は変わらないんじゃないかと、不思議な気持ちになりました」と、深く感じ入ったそう。

「神社ではあまりお願いごとをしない方。『いつもありがとうございます』という感じです」という柄本も「実際に道長が当時見ていたであろう景色がそのまま残っていて、想像を働かせるうえで非常に良い日でした。それが役にすぐ生かされるかどうかはわからないけど、なにかやっぱり影響してくるものじゃないかな? とは思います」と期待を語った。

さらに吉高は、「神社で撮影できたらいいんじゃないですかね? スタジオで撮ってたら、空(そら)がないんですよ。京都にも泊まりたいし、どうですか?」と、会見場にいた神社関係者にまさかの直訴! 柄本もそれに「空がないのわかる! よろしくお願いします」と同調し、同席していた制作統括・内田ゆき氏も「実際には、できるかはいろいろ考えたいかなあ・・・いや、行きたいですよ! 私も」と、やや前向きに回答していたので、続報を待とう。

『光る君へ』はNHK総合で毎週日曜・夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは夜6時からスタート。BSP4Kは昼12時15分に先行放送あり。第2回『めぐりあい』では、成人を迎えたまひろが文才を育んででいく姿と、道長の一家が急速に勢力を広げていく様が描かれる。

取材・文・写真/吉永美和子

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