4年ぶり宝恵かごに間寛平、「福をそれー!」と行列に活気を

2024.1.11 16:30

南海難波駅前を行進し、身振り手振りで行進を盛り上げる間寛平(1月10日・大阪市内)

(写真3枚)

大阪の観光名所・道頓堀をスタートして商売繁盛の神さま「今宮戎神社」(大阪市浪速区)まで練り歩く「宝恵駕(ほえかご)行列」が10日、4年ぶりに開催。吉本新喜劇の間寛平GM(ゼネラルマネージャー)もカゴに乗って行列を盛り上げた。

チンドン太鼓を鳴らしながら「ほーえかご、ほーえかご」という掛け声とともに行列が始まり、お祭りのような賑わいを見せた道頓堀界隈。道中で次々とカゴが合流するなか、「なんばグランド花月」前には若手芸人や新喜劇座員が集まった。

たくさんの観客が集まり大きな歓声が上がると、間GMがさっそうと登場。赤と金の豪華な袴姿に扇子を広げ、「みんなでがんばって盛り上がっていきましょう。そーれそれー福をそれー!」と、身振り手振りで盛り上げた。

カゴが合流するたびに「打ちまーしょ!」で始まる大阪締めがおこなわれ、芸人や観客、関係者、その場にいた人たちが掛け声と手拍子を合わせて一体感が生まれた後、間GMを乗せた駕籠も出発。

「寛平ちゃーん!」「間さーん」という声には懸命に手を振った、間GM。向けられたカメラにも全力でポーズを決め、時には「福をそれー!」と自身も声を出して行列を盛り上げた。

天候はあいにくも、曇り時々雨だったが、行列の沿道には観客やインバウンド観光客らたくさんの人が集まり、大いに活気に溢れていた。なお、「今宮戎神社」でおこなわれる『十日戎』福笹・縁起物の授与は、11日・深夜1時まで(福娘による授与は夜9時まで)。

取材・文・写真/岡田由佳子

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