生瀬勝久、朝ドラの喜劇王に意気込み「静と動、演じ分けたい」

2024.1.15 08:15

『ブギウギ』で喜劇王・タノケンを演じる生瀬勝久 (C)NHK

(写真3枚)

のちに歌手・福来スズ子として名を馳せるヒロイン・花田鈴子(趣里)の波乱万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。喜劇王・タナケンこと棚橋健二役を演じる生瀬勝久が、自身の役柄を分析した。

生瀬が演じる棚橋は、「喜劇王・タナケン」として知られる喜劇役者で、スズ子と舞台で共演したことをきっかけに演技の師匠として影響を与えるという役柄だ。

「喜劇王」という難しい役どころについて、生瀬は「舞台上のタナケンと、素の棚橋健二の演じ分けを意識しています。僕が思う才能のある喜劇人は 、舞台上とそうでないときのギャップがあると感じています。たとえば渥美清さんや志村けんさんの、 舞台に上がっているときの弾けっぷりと舞台から降りた思慮深く謙虚な姿のように、静と動を演じ分けていきたいです」と分析する。

タナケンこと棚橋健二(生瀬勝久)と芝居に取り組むスズ子(趣里)(C)NHK

また、スズ子役を演じる趣里とは久々の共演になるといい、「これまでに何十万人の俳優がいて、朝ドラのヒロインになるのは100人足らず。そのヒロインに選ばれて最後までやりきったら、どれだけ貴重な体験になるか。だから頑張ってほしいですし、ステージがワンランク上がるとてもいい機会を勝ち得たんだと思っています」と、共演に際しての心境を明かした。

最後に、「この物語は、スズ子がどうやって生きていくのかが描かれると同時に、スズ子に影響を与えたさまざまな人との関わりが描かれています。視聴者のみなさんも、周囲の人々の姿に自分を投影することもあるかもしれません。ぜひ、毎朝楽しみにご覧になってください」と視聴者にメッセージを送った。

第16週「ワテはワテだす」は、1月15日から1月19日まで。放送はNHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。

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