見上愛、複雑な片思いの友人役「悲劇のヒロインにしたくない」

2024.1.22 21:00

ドラマ『春になったら』の取材会に出席した女優・見上愛(1月22日・大阪市内)

(写真3枚)

奈緒と木梨憲武がW主演をつとめる新ドラマ『春になったら』(カンテレ)。主人公・瞳(奈緒)の友人・美奈子を演じる女優の見上愛が1月22日、同局でおこなわれた取材会に出席した。

同ドラマは、早くに母を亡くし、反発し合いながらもひとつ屋根の下で支え合って生きてきた「3カ月後に結婚する娘」と「3カ月後にこの世を去る父」の残された時間を描いたハートフル・ホームドラマ。見上は、瞳の大学時代の友人・大里美奈子を演じる。

瞳と美奈子、そして、深澤辰哉が演じる岸圭吾の3人は、大学時代から続くかけがえのない仲間。しかし岸は瞳に、美奈子は岸に思いを寄せながらもその恋心を隠し、友人として関係をキープしてきた。ドラマでは、美奈子と岸の2人の存在が父娘の物語に大きく関係していく。

見上は「かなり複雑な片想いで、同じ経験がある人にもない人にも『切ないよな~』と思ってもらえるキャラクターかなと思います」と分析。しかし、「悲劇のヒロインにはしたくない。辛い役回りではあるけれど、それを周りには感じさせないように、必死にがんばっている姿を表現できたらいいなと思っています」と力を込めた。

この日は、カンテレの朝の情報番組『よ~いドン!』の生放送に出演した見上。高校時代、急に思い立って大阪ひとり旅をしたこともあり、今回の大阪行きを楽しみにしていたと話し、「今日も肉まんとたこ焼きは絶対にゲットして帰ろうと思っています(笑)」と高らかに宣言した。

ドラマ『春になったら』は、毎週月曜・夜10時放送(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)。脚本は、朝ドラ『まんぷく』(NHK)や『HERO』(フジテレビ)など、数々のヒット作を世に送り出した福田靖。演出は、ドラマ『きのう何食べた? season2』などを手がけた松本佳奈、長編作『月極オトコトモダチ』で衝撃のデビューを飾った穐山茉由の2人がつとめる。

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