メンバーも認める「良いグループ」、ふぉ〜ゆ〜の媚びない魅力

2024.2.15 20:30

ふぉ〜ゆ〜が主演を務める舞台『隅田川ヤングロード物語2~嗚呼!青春はマサラの香り!~』の劇中シーンより

(写真3枚)

■ アドリブは「取っといて本番で出す」(越岡)

福田「いい客席の景色を見たいので、ご協力よろしくオナイシャス!!『隅田川ヤングロード物語』に関しては、顕作さんの頭のなかに先のストーリーがめちゃくちゃあるんですよ。分かりやすいところで言うと、マツ(松崎)の役が犬のポチなんですけど、ポチはまずしゃべれます。犬なのにしゃべれる。それっておかしくない? なんでだと思う?みたいなところで、シリーズ3作目ぐらいにその理由が分かるかもね、とか」

舞台『隅田川ヤングロード物語2~嗚呼!青春はマサラの香り!~』より。メンバーの松崎祐介は犬のポチ役(右)として出演する

越岡「じゃあ絶対続くじゃん(笑)」

辰巳「そうだよね、しゃべる理由がわからないまま終わりたくないよね」

──松崎さん、ポチの役はいかがですか。

松崎「人間の役じゃないんですけど、びっくりはしなかったんですよ、正直。これまでネズミの役もやってますし。だから『あ、犬か』っていう感覚で。ポチは団子屋の丸福商店の家で飼われている犬のペットで」

辰巳「逆! 逆!」

松崎「ペットの犬です(笑)。まあ、最初は、セリフはあるのかなって不安もありましたけど、しゃべれるということでひと安心で。しかもこの第2弾では・・・」

越岡「喋っているんだよね、結構ね」

松崎「そうなんですよ。冒頭からしゃべってるので。なぜ喋れるかは、ストーリーテラーでもある末吉(辰巳)が説明してくれます。ストーリー的にもポチは自然と溶け込めるようになっていますし、第1弾にはないポチを見せられると思います。あとは自分のなかでも、どう尺を伸ばしていくか楽しみです」

福田「稽古でも、台本にないところで(松崎が)きれいに(尺を)伸ばし始めて。その時、劇団尺伸ばしだなぁって思ったのは、みんな、笑うんじゃなくて『なるほどね』って」

越岡「『そう来たか』みたいな」

松崎「『あ、ここでも(時間を)伸ばせられるな』っていうところをあとでまた見つけたので」

──皆さん、それぞれに「ここいけるな~」というアドリブをお持ちなんですか?

辰巳「持ってるかも」

越岡「持ってるかもしれない」

福田「みんな隠し持つんですよ。だから稽古場ではあんま出さないです。本番で出すから」

越岡「取っとくよね。取っといて本番で出して、『お前そう来たか』と」

福田「ただ、そのシーンがいろんな都合でなくなっちゃったりすることもあるので、稽古場でもやっておくかどうか。そのせめぎ合いが難しいですね」

越岡「シーンとセットにして、ネタをどこに組み込むかを考えています」

舞台『隅田川ヤングロード物語2 ~嗚呼!青春はマサラの香り!~』

期間:2024年2月24日(土)・25日(日)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪市中央区大阪城3-6)
料金:1万500円

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