新喜劇・すっちーらが人気声優と共演、「役者さんいう感じ」

2024.2.11 15:00

『朗読劇「ボイコメ」~声優×吉本新喜劇』に出演した吉本新喜劇のメンバーと声優の岩崎諒太と伊駒ゆりえら(2月10日・大阪市内)

(写真2枚)

人気声優と「吉本新喜劇」のコラボレーション作品『朗読劇「ボイコメ」~声優×吉本新喜劇』が10日・11日に「COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホール」(大阪市中央区)にて開催(両日2公演)。初回公演後に出演者の面々が囲み取材に応じた。

『ボイコメ』は、吉本新喜劇の川畑泰史が脚本を担当し、川畑とともにすっちーと松浦真也(10日)、池乃めだかと島田珠代(11日)が出演。声優界から『ヒプノシスマイク』などに出演する岩崎諒太と『推しの子』のヒロイン・伊駒ゆりえ(10日)、『鬼滅の刃』などに携わるベテラン声優の鳥海浩輔と『夜桜さんちの大作戦』など数々の主役をこなす本渡楓(11日)が出演する。

公演を終えた川畑は、「すごく不安でしたね」とコメント。しかし、「このメンバーで新喜劇としてやればウケるだろうという台本にはできましたが、みんながボケた時に『この人読んでるだけ』と思われるかもしれない、という怖さがあった。でもお客さんにようけ笑ってもらえてほんまに良かった」と安堵の表情を見せた。

また、「ひとりで抱えてるのが嫌なのですっちーに台本見てもらって、『いける』と言われたので『よし、もしすべっても責任は半分や』と」制作の裏話も。

舞台では、声だけでなく仕草やアドリブで沸かせたすっちーは、「ずっと台本見てるのもあかんし、どうすべきなんやろと考えながら、台本を持ってるけどお芝居をしているような」とコメント。また、共演した声優陣には、「あまり動かないかな、と思ったんですけど、動きが大きくて。今の声優さんは声だけでなく表に出ることもされているので、役者さんという感じです」と絶賛した。

取材・文・写真/上地智

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