R−1決勝進出のどくさいスイッチ企画「粗相がないように」

2024.2.12 07:00

左から、真輝志、ルシファー吉岡、街裏ぴんく、kento Fukaya、寺田寛明、サツマカワRPG、トンツカタン お抹茶、どくさいスイッチ企画(2月11日・都内)※吉住は仕事のため欠席

(写真2枚)

今大会で22回目を迎える『R−1グランプリ2024』の決勝進出者発表会見が2月11日に都内でおこなわれ、エントリー数5457人のなかから決勝戦に駒を進める9人が発表された。

再び芸歴制限がなくなった今大会、準決勝に進んだのは33人。決勝戦常連だったおいでやす小田やウエストランド井口、紺野ぶるま、ヒューマン中村、マツモトクラブらが敗退するなか、真輝志(決勝初進出)、ルシファー吉岡(4年ぶり6回目)、街裏ぴんく(初)、kento fukaya(2年ぶり3回目)、寺田寛明(4年連続)、サツマカワRPG(3年連続)、吉住(2年ぶり3回目)、トンツカタン お抹茶(初)、どくさいスイッチ企画(初)の9人が決勝進出を決めた。

R-1史上初、アマチュアでの決勝進出を決めたどくさいスイッチ企画(2月11日・都内)

なかでも、R−1史上初となるアマチュアでの決勝進出を決めたどくさいスイッチ企画は、普段は大阪在住の会社員。「テレビで見ていた方々と肩を並べることができて本当にうれしく思います。粗相がないように精いっぱい努めます」と丁寧に挨拶して会場をどよめかせると、「気の利いた受け答えができず申し訳ございません」という謝罪でも会場を沸かせる芸達者ぶりを披露。MCをつとめた2010年王者・あべこうじに、「むちゃくちゃ台風の目になりそう」と言わしめた。

アマチュア芸人とはいえ、その実力は折り紙付きだ。大阪大学在学時は落語研究会に属し、大学4年のときには『全日本学生落語大賞』で最優秀賞にあたる策伝大賞を受賞(高座名:銀杏亭魚折)。2013年には、桂文枝が大会統括をつとめる『社会人落語日本一決定戦』も制しており、2冠を達成。さらに、2023年には『全日本アマチュア芸人No.1決定戦」でも優勝しており、コアなお笑いファンからは一目置かれる存在だったりする。

また、この日の会見では決勝戦のネタ順を決める抽選も実施。どくさいスイッチ企画が大トリをつとめることとなり、「アマチュアは一番最初に置くべきだと思います」と恐縮しきりだった。優勝賞金500万円と栄誉をかけた決勝戦は、3月9日・夕方6時30分からカンテレ・フジテレビ系全国ネットにて生放送。MCは4年連続となる霜降り明星と広瀬アリスで、審査員は後日発表される。

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