大阪駅前の新駅ビル「イノゲート大阪」、飲食ゾーンの詳細決定

2024.2.15 07:30

「イノゲート大阪」完成予想図(提供:JR西日本大阪開発株式会社)

(写真6枚)

JR大阪駅の北西側に2024年夏開業予定の新駅ビル「イノゲート大阪」。その飲食ゾーンに出店する全店舗50店が決定した。

地上23階・地下1階建てで、飲食フロアや書店併設のカフェ、オフィスなどが入居する「イノゲート大阪」。近隣の商業施設「ルクアイーレ」2階部分と連携通路を結び、JR大阪駅からのアクセスも良好となっている。

同施設内の2〜5階を占める「バルチカ03」は、「ルクア大阪」で人気を博す地下2階のバルゾーン「バルチカ」の派生ブランドとして、飲食店50店舗が集結する飲食ゾーン。「03」の名称は、KR大阪駅西地区の新たな玄関口となる「梅田3丁目」に立地し、梅田で働くオフィスワーカーが通いたくなるような「サードプレイス」を目指すことに由来している。

2・3階は、大型のオールデイダイニングをはじめ、大阪初出店となるスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」といったカフェ、スパニッシュレストランやフレンチ、テイクアウト可能店など、「バルチカ03」のなかでもっとも幅広いニーズに対応できるよう、さまざまなジャンルの店舗が並ぶ。

フロアプラン(5階)(提供:JR西日本大阪開発株式会社)

また、4・5階では、働く女性をターゲットとした「バルチカ」とは異なり、梅田で働く30代後半から 50代の男性をメインターゲットとする「味わい深い名店」を軸に、朝食・ランチから飲み会まで対応する店が集結している。

大阪・浪速区ので日本酒一筋50年の「山中酒の店」が営む「さかふね」、大阪・堺の魚市場で深夜営業する天ぷら店「天ぷら大吉」、天王寺で和食居酒屋「こんび」が人気メニューのだし巻き玉子に特化した「和心 だし巻き家こんび」、1990年兵庫県尼崎市で創業のお好み焼き屋「お好み焼き いまり」、大阪・北新地の「寿司赤酢」の姉妹店「鮨仙酢」など、関西にゆかりのある店も多数出店する。

「イノゲート大阪」は今夏に開業(一部を除く)、飲食ゾーン「バルチカ03」も同時期に開業予定。営業時間は朝7時〜夜11時(店舗によって異なる)。

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