高橋克典「だいたい八嶋智人の隣は克美さん、違う高橋だから」

2024.2.18 21:15

劇場版『マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』の舞台挨拶に登壇した俳優・高橋克典(2月18日・大阪市内)

(写真3枚)

劇場版『マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』の舞台挨拶が2月18日、大阪市内の映画館でおこなわれ、出演の高橋克典、八嶋智人、メガホンをとった光岡麦監督が登壇した。

同映画は、次世代の体験型ゲームと称される「マーダーミステリー」をベースに、俳優による緊張感のある即興劇(アドリブ)と先の読めない展開で魅せるミステリームービー。シリーズの主人公である探偵・斑目瑞男(劇団ひとり)をはじめ、役者はキャラクター設定と行動指示しか知らされず、高橋や八嶋のセリフはほぼアドリブだという。

アドリブ劇への出演について、「ずっと断り続けたと、現場でも言ってた」と八嶋にバラされた高橋。「だいたい、こいつの隣にいるのは克美さんだからね。違う方の高橋だからね」と話すと、八嶋も「実際、克典さんの仕事が間違って、うちの高橋克実に来たことがあるんですよ! 事務所に電話がかかってきて、『抱かれたい男』みたいな。それ、ホントにうちの高橋克実ですか? って。そしたら、あ、失礼しました」って明かし、場内は爆笑に包まれた。

高橋は隣にいる八嶋を指しながら、「この人なんてアドリブの天才ですから。僕はホントにエチュード(即興)が嫌いで。何度もお断りしたんですよ」と語ったが、八嶋には「いざ始まってみたら、結構長いセリフも言ってて。ここだけの話、ひとりだけ脚本もらってるんじゃないんですか?」とツッコまれ、「若い子にもそう言われた」と苦笑いしつつ、「やってみたら楽しかった」と笑顔を見せた。

劇場版の舞台は、「一夜のうちに3人の生け贄の血を滴らせると死者が蘇生する」という伝承が残る鬼灯村で、「三つ首祭り」という奇妙な鬼祭がおこなわれていた夜、村の長である一条家当主の遺体が発見される。当時屋敷にいたのは8人で、それぞれが秘密を抱えて、なおかつ殺害の動機ももっており・・・。事件の真相に迫るべく、キャストによるアドリブ推理が予測不能の結末へ導かれていく。同映画は現在、全国の映画館にて公開中。

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