「桃色つるべ」が9年の歴史に幕、ラストは2週にわたって放送

2024.2.24 12:00

左から、佐々木彩夏、百田夏菜子、笑福亭鶴瓶、玉井詩織、高城れに (C)カンテレ

(写真1枚)

2021年3月のレギュラー終了後、不定期で放送されてきた笑福亭鶴瓶&ももいろクローバーZによるトークバラエティ番組『桃色つるべ』(カンテレ)が9年の歴史に幕を下ろすことが同局から発表された。その最後の収録がおこなわれ、鶴瓶らMC陣が思い出を語った。

サバンナやR−1芸人をゲストに迎えて、2月25日と3月3日の2週にわたって放送される最後の『桃色つるべ』。2月25日放送回では、ここ数年はピンでの活動が目立つサバンナ(八木真澄、高橋茂雄)が登場。20年以上前から好きだったというサウナがブームとなり、仕事オファーも急増。それをきっかけに俳優・清水みさとと結婚した高橋は、MCの百田夏菜子から高橋も知らなかった妻・清水と百田の意外な縁が明かされる。

一方、相方の八木は、2023年にファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。NHKの番組で新NISAの解説をするなど、高橋とは別方面で才能を発揮。約6000人の芸人が所属するといわれる吉本において、「吉本の営業王」と呼ばれるほど全国各地の営業に引っ張りだこの八木は、そのおおらかすぎる人柄ゆえのエピソードを披露する。

そして、「R-1グランプリ直前SP」と題した3月3日の放送回では、ハリウッドザコシショウ、お見送り芸人しんいち、5大会連続で決勝進出のおいでやす小田が登場。テレビの深夜放送枠を自腹で購入したというザコシショウは、制作費もすべて出し、後輩芸人たちを誘って番組を制作するなど、破天荒に見えて実はクリエイティブな一面がちらり。

また、優勝していないのにゲストに呼ばれたことをももクロにいじられた小田は、2021年大会から設けられた芸歴制限で過去3大会に出場できず、2023年大会では準決勝の審査員を担当。しかし、今大会からその制限が撤廃。再び出場可能になったことについて悲喜こもごもな心境を赤裸々に語る。

最後の収録となった佐々木彩夏は、「寂しい気持ちもあったんですけど、そこにとらわれすぎず、楽しくできてよかったなと思います。衣装とかも最初から変わってないので、この衣装着ると昔の気持ちに戻るというか。半年ぶりの収録だったんですけど、そんな気持ちにならない、いつもの感じで収録できたかなと思います」とコメント。

高城れにも「特に今日はお2組とも芸人さんだったっていうのもあって、笑いが絶えない収録だったなって思いますし、もちろん寂しい気持ちもあるんですけど、また何か違う形で鶴瓶さんとご一緒できたらなって思います。最後だけど悲しくなく、楽しかったっていうのがよかったなって」と語ると、鶴瓶も「珍しいよね、ラストで悲しくないの」と同調。笑顔に満ちた番組同様、明るい最終回収録となった。

『桃色つるべ』最終回は、2月25日と3月3日の2週にわたって放送される(ともに深夜0時30分〜、関西ローカル)。

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