大阪デニムって知ってる?海外マニアからも愛される逸品とは[PR]

2024.3.15 07:00

大阪デニムって? 催事に出店する「SAMURAI JEANS」より

(写真8枚)

今年で8回目を迎える「阪神梅田本店」(大阪市北区)の人気催事『デニム博』。全国各地から16ブランドが集結する同イベントだが、地元・大阪で誕生したブランド「大阪デニム」をご存知だろうか。

■ 大阪デニムは、各ブランドの「愛」が特徴?

催事に出店する「STUDIO D’ARTISAN」(大阪)より

国内デニムといえば、デニムの生産地として名高く、有名ブランドを数多く輩出する「岡山デニム」が真っ先に浮かぶという人も多いはず。しかし、「現在の『日本デニム』の土台は、大阪発のデニムブランドが作ったといえるでしょう」と話すのは、1979年創業の老舗ブランド「STUDIO D’ARTISAN」(大阪市西区)の玉那覇さんだ。

大阪では、当時のファッション流行地だった心斎橋のアメリカ村を中心に、個性的な古着屋やヴィンテージショップがいくつも誕生。そんな土地柄もあり、アメリカやヨーロッパのデニム要素と日本ならではの技術を取り入れたブランドが多く生まれ、いわゆる「大阪デニム」の文化が形成されたという。

「いずれのブランドも、独自のアイデアやジーンズに対する思い入れが強いところが特徴的です」と玉那覇さん。通常の製造に比べると格段に時間とコストがかかる仕様を取り入れたり、加工が難しい生の生地をあえて使ったり・・・。生産効率を度外視してでもこだわりを詰めた大阪デニムは、海外のデニム愛好家たちを唸らせるほどなのだとか。

■ イベントきっかけで「デニム沼」の世界へ…

3月27日よりスタートした『デニム博』の様子。どこを見渡しても…デニム!デニム!デニム!

そんな「大阪デニム」の数々が参加する『デニム博』。百貨店での催事ということもあり、デニム知識が浅いZ世代やデニムに馴染みのない方、また外国人観光客まで、客層は実に幅広い。また、一般的な百貨店催事に比べても一対一での対話がしやすいという特徴もあるそうで、イベントをきっかけにブランドの直営店を訪れるようになった人もいるとか。デニムに興味がありつつも難しそう・・・と足踏みしている初心者にもおすすめだ。

これまでの『デニム博』にすべて出店する「DENIM MADNESS」(大阪市西区)の石野さんは、「レディースに特化したブランドやデザイン性が高いブランドなど、すみ分けができている印象です。どんな方が来られても、なにか刺さるものが見つかるんじゃないかと思いますね」と同イベントの魅力を語る。

さらに、これまで催事などに一切参加していなかったブランドが出店するのも魅力のひとつ。「色落ち」や「質」にこだわり、硬派なブランドとして支持を集める「SAMURAI JEANS」(大阪市北区)は今回が初出店となる。同ブランドの垰さんは「初めての方でも、手に取っていただきやすいブースにしたいです。分からないことがあれば、どんどん聞いてもらえれば」とフランクに呼びかける。

『第8回 デニム博』は3月27日から4月1日まで、「阪神梅田本店」8階の中央・西催事場にて開催される(最終日は夕方5時まで)。

【出店ブランド】
DENIM MADNESS(大阪)
STUDIO D’ARTISAN(大阪)
SAMURAI JEANS(大阪)
Vintage Dig Store NATS(大阪)
Senio(岡山)
EDGE OF LINE(岡山)
HIGH ROCK(岡山)
BLUE SAKURA(岡山)
T-ASSAC(岡山)
青木被服(岡山)
it’s a Beautiful day(岡山)
caqu(東京)
ALL MY LOVING(福岡)
マルニジーンズ(新潟)
5inch(愛媛)
Hande und Stitch(岐阜)

取材・文/つちだ四郎
提供/阪神梅田本店

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