「東リベ」描き下ろし展、ついに大阪で開幕…初日から盛況

2024.3.3 09:00

人気キャラクター11名の等身大パネル。レッドカーペットをイメージした壇上にずらり(c)和久井健・講談社/東京リベンジャーズ展製作委員会

(写真13枚)

コミックス累計発行部数が7000万部を超える大人気作品『東京卍リベンジャーズ』。その描き下ろし展「東京卍リベンジャーズ 描き下ろし新体験展 最後の世界線」が、遊園地「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)で3月1日よりスタートした。

■ 原作では描かれず…最後の戦いにフォーカス

主人公・花垣武道が中学時代に付き合っていた彼女の死をきっかけに12年前へとタイムリープし、運命を変えようと奔走する物語『東京卍リベンジャーズ』。描き下ろし展では、原作では描かれなかった最後の戦い「卍天黒大決戦」にフォーカス。決戦に至るまでの過程を7章に分け、前期・後期あわせて100点以上の生原画でたどる。

展覧会初日、大阪展より原作者・和久井健氏による描き下ろし漫画の生原稿が追加(2023年に東京展を開催)されることもあってか、午前中のチケットは完売。物販も同じく大阪展から追加されたグッズがあり、さっそく一部は売り切れとなっていた。

会場入り口の壇上には、「エントランスフォトスポット」として武道や「マイキー」こと佐野万次郎をはじめとする11名の等身大パネルを設置。いずれも同展のために描き下ろされた特別イラストを使用している。

また「卍天黒シアター」では、3画面に囲まれた臨場感あふれる空間でスペシャル映像が流れる。90秒間の映像を終えると、和久井氏描き下ろしの原画にあわせアニメキャストによる音声ドラマが流れる「新体験展ゾーン」が登場。本編で描かれなかったエピソードということもあり、熱心に聞き入るファンの姿が多くみられた。

90秒間の特別映像が流れる「卍天黒シアター」(c)和久井健・講談社/東京リベンジャーズ展製作委員会

■ 「撮影・お触りOK」という個性的な展示も?

さらに、等身大パネルや大決戦におけるキャラクター勢力図、人気エピソード「関東事変」での名場面を再現した武道とマイキーのオブジェなど、さまざまな展示が登場。なかには、「ドラケン」こと龍宮寺堅の腹筋を再現したブロンズ像やマイキーが大事にしているブランケットなど、「撮影・お触りOK」という個性的な展示も。

同展の開催期間は、前期が2024年3月1日〜4月24日、後期が4月26日〜6月30日。「ひらかたパーク」のイベントホールにて朝10時から夕方5時まで開催(最終入場は夕方4時半まで)。入場チケットは一般2200円ほか(別途入園料)。また、期間中はパーク内の「ドリップ&ドロップ コーヒーサプライ」にてコラボカフェも開催中。

取材・写真・文/つちだ四郎

「東京卍リベンジャーズ 描き下ろし新体験展 最後の世界線」

期間:2024年3月1日(金)〜4月24日(水)
住所:大阪府枚方市枚方公園町1-1 ひらかたパーク イベントホール
料金:一般2200円、高校・大学生1600円、4歳~中学生1000円

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本