伊丹空港に国内最大規模のEV充電、2基から一気に184基へ

2024.3.14 17:00

「大阪国際空港(伊丹空港)」に設置されるEV充電コンセント

(写真2枚)

「大阪国際空港(伊丹空港)」を運営する「関西エアポート」(本社:大阪府泉佐野市)は、EV充電サービス「WeCharge」を駐車場の予約エリアにて3月29日からスタートさせると発表した。

「WeCharge」(ユビ電)は、アプリを通じて⼿続きから料金精算までを簡単におこなうことができるサービス。国内空港では最大規模数(2024年2月現在)となる計184基のEV充電コンセントを設置し、今後ますます高まっていくと予想されるEV需要に対応するという。

現在、同空港で既設の充電設備は急速充電器のわずか2基のみ。これまでは、空港到着後に充電して帰宅する際には待ち時間が発生することもあったが、今回の設置によりその悩みは解消されるほか、電気自動車で空港駐車場を利用する人々の利便性向上が期待される。

EV充電サービス「WeCharge」は、同空港の北立体駐車場(3階)に84基、南立体駐車場(2階)に100基が設置(普通充電設備:200V EV充電用 3kWコンセント)。利用には駐車場の予約及びWeChargeスマートフォンアプリ、コンセントには200V対応の充電ケーブルが必要となる。

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