俳優デビューから2年、菅生新樹「良い意味で違和感になる」

2024.3.16 07:30

『ぼくの人格シェアハウス』に出演する俳優・菅生新樹(3月14日・大阪市内)

(写真3枚)

3月17日に放送されるスペシャルドラマ『ぼくの人格シェアハウス』(カンテレ)で、主人公(塩野瑛久)に大きな影響を与える後輩・大城守を演じる俳優・菅生新樹(すごう・あらき)が、大阪市内でおこなわれた取材会に登場。2022年に俳優デビューしてから約2年、本作での役どころなどを語った。

同作は、「トラブル回避」をモットーに働く主人公・相田雄介(塩野)が、トラブルメーカーの後輩・大城守(菅生)と出会い、さまざまな非常事態に見舞われながらも、相田の心のよりどころである「脳内で暮らす3人」の人格とともに自分の働き方、生き方を見つめ直していく自問自答系ヒューマンコメディドラマ。

「トラブルメーカー」を演じるにあたり、監督とかなりの相談を重ねたそうで、「リアルにやりたいということもあって、ベース作りが難しかったです。あまり活気を見せないのか、明るくておちゃらけなのか・・・どういう路線にするのかを話したり。周りのキャラクターが個性豊かなので、大城は良い意味で違和感になる役どころになるように」と語った。

思ったことを後先考えずストレートに言ってしまい、周りを戸惑わせてしまう大城。「全員とまったく違う行動をしていたり・・・なかなかできないよね、っていう(笑)。この素直さはこのキャラクターの良いところでもあり、悪いところでもあるのかなと」。

「自身は空気を読むタイプか?」との質問には、「友人だったりマネージャーさんだったりには全部素直に伝えていますね。私生活は好きなペースで、空気は読まないかも。なんでも言い合える関係が好きですし、僕が本当に親しくしている人とは良い意味で衝突し合いたいので。相手はどう思っているか分からないですけど(笑)」と、持論を明かした。

■ 初共演の塩野に「怒らないですよね?」…その真意は?

今後やりたい役柄について、「20代のうちに制服を着て青春ものをしたいですし、もちろん主役も、あとは刑事などの専門職も」と明かした菅生(3月14日・大阪市内)

主演の塩野とは、今回が初共演。以前におこなわれたオンライン取材会で塩野は、「(菅生から)最初に『塩野くんって怒らないですよね?』って言われて。その質問から入るんだ、どういう意味だろうって」と、衝撃的な第一声があったことを明かしていた。

「塩野くん、いろんなところで言ってますよね! 文面で見るとヤバいやつなんですけど、そんなことはないです(笑)。後付けじゃ無くて、良い意味で狙いに言ったというか・・・『人の偏見を言う』っていうのが僕のなかの攻め技で(笑)。盛り上がるかなと思って『塩野くんって怒らないタイプでしょ!』って決めつけにいって、ちょっとイジりにいきました。こういったところは大城に似ているのかな?」と明かした。

最後に作品の見どころについて、「すごくテンポ感の良い、世界観に入り込んでしまうドラマ。効果音とか、細かいところに注目していただけると、もう終わっちゃった!と感じると思います」とアピールした。

スペシャルドラマ『ぼくの人格シェアハウス』は、3月17日・深夜0時30分から放送される(関西ローカル)。

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