大阪駅前の新劇場、披露目会に神田伯山「常設は素晴らしい」

2024.3.16 06:30

劇場「SkyシアターMBS」のお披露目会に出演した神田伯山(3月15日・SkyシアターMBS)

(写真6枚)

JR大阪駅すぐの新ビル「JPタワー大阪」に誕生する劇場「SkyシアターMBS」(大阪市北区)の関係者向けお披露目会が3月15日に開催。講談師・六代目 神田伯山らが登場し、完成を祝った。

3月27日、藤原竜也主演の舞台『中村仲蔵〜歌舞伎王国 下克上異聞〜』で杮落としを迎える同劇場。多くの舞台関係者らに愛され惜しまれながら2016年に閉館した劇場「シアターBRAVA!」の意思を引き継ぎ、MBSが手がける。

お披露目会には神田伯山をはじめ、劇団・ヨーロッパ企画の石田剛太、ダンスパフォーマンス集団・梅棒の塩野拓矢と天野一輝、同志社香里高等学校ダンス部らが出演。講談や映像、ダンスで会場を盛り上げた。

MBSメディアホールディングスの高山将行代表は、「舞台を愛するすべてのみなさまに、この舞台は今日からみなさんに愛されて育まれて輝いてまいります。みなさまの劇場です。どうかご支援の程よろしくお願いします」と挨拶。

神田伯山は、「劇場があるとそこにお芝居があり、ダンス、講談や落語がある。誰かに届けられる場所が常設であることは素晴らしいこと。そのプレイベントに出演できて光栄ですね」と祝福した。

杮落とし公演『中村仲蔵』は、27日から31日まで。同劇場では、その後も舞台をはじめ、ミュージカルやコンサート、落語、ダンスなどの公演が控えている。

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